犬夜叉:続編「半妖の夜叉姫」制作 殺生丸と犬夜叉の娘たちの活躍描く テレビアニメが2020年秋放送

「半妖の夜叉姫」のビジュアル(C)高橋留美子/小学館・読売テレビ・サンライズ 2020(C)高橋留美子/小学館・読売テレビ・サンライズ 2020
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「半妖の夜叉姫」のビジュアル(C)高橋留美子/小学館・読売テレビ・サンライズ 2020(C)高橋留美子/小学館・読売テレビ・サンライズ 2020

 高橋留美子さんの人気マンガ「犬夜叉」の続編となるテレビアニメ「半妖の夜叉姫」が制作され、2020年秋に放送されることが5月9日、分かった。殺生丸と犬夜叉の娘たちをメインキャラクターとした新しい物語で、「犬夜叉」と同じくサンライズが制作する。「犬夜叉 完結編」の副監督だった佐藤照雄さんが監督を務め、隅沢克之さんがシリーズ構成、高橋さんがメインキャラクターデザイン、菱沼義仁さんがアニメのキャラクターデザイン、和田薫さんが音楽を担当するなど「犬夜叉」のスタッフが再集結する。

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 妖怪と人間の血を引く半妖の少女のとわ、せつな、もろはの設定線画も公開された。高橋さんは「3人のヒロインそれぞれ、とても魅力的に仕上がっています。彼女たちがどんな冒険の旅をするのか私も楽しみにしています」とコメントを寄せている。

 双子の少女のとわ、せつなは幼い頃、森の火事に巻き込まれ、離ればなれになる。とわは、時代樹の時空を越えるトンネルをくぐり抜け、戦国時代から現代にタイムスリップ。かごめゆかりの日暮家の娘として育てられ、武道にたけた女子中学生に成長する。一方、戦国時代に残された妹・せつなは、妖怪退治屋のお頭となった琥珀の下で妖怪退治をなりわいにしていた。もろはは、かごめと犬夜叉の娘で、賞金稼ぎとして「化け殺しのもろは」の異名を取り、妖怪退治に明け暮れていた。とわ、せつなが別れ別れになってから、10年、時代樹の時空を越えるトンネルが再び開かれ、とわはせつなと再会するが、せつな、とわのことを忘れてしまっていた。せつなと共に、現代にやってきたもろはも加わり“半妖の夜叉姫”が現代、戦国時代を暴れ回ることになる。

 「犬夜叉」は「週刊少年サンデー」(小学館)で1996~2008年に連載。妖怪と人間との間に生まれた半妖・犬夜叉と、戦国時代にタイムスリップした神社に生まれた女子中学生・かごめが冒険を繰り広げる姿が描かれた。テレビアニメ「犬夜叉」が2000年10月~2004年9月、「犬夜叉完結編」が2009年10月~2010年4月に放送。劇場版アニメ4作も公開された。

 ◇スタッフ(敬称略)

 監督:佐藤照雄▽シリーズ構成:隅沢克之▽メインキャラクターデザイン:高橋留美子▽アニメーションキャラクターデザイン:菱沼義仁▽音楽:和田薫▽アニメーション制作:サンライズ▽製作:サンライズ、小学館、読売テレビ

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