鬼滅の刃:不死川実弥の過去が明らかに 伊之助とカナヲの友情秘話も 小説版第3弾「鬼滅の刃 風の道しるべ」7月3日発売

「鬼滅の刃」の小説「鬼滅の刃 風の道しるべ」のカット(C)吾峠呼世晴/集英社
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「鬼滅の刃」の小説「鬼滅の刃 風の道しるべ」のカット(C)吾峠呼世晴/集英社

 「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載中の吾峠呼世晴(ごとうげ・こよはる)さんのマンガ「鬼滅の刃(きめつのやいば)」の小説版の第3弾「鬼滅の刃 風の道しるべ」が、7月3日に発売されることが明らかになった。第3弾では、風柱の不死川実弥(しなずがわ・さねみ)の誕生秘話が描かれる。

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 第3弾は、第1弾「鬼滅の刃 しあわせの花」、第2弾「鬼滅の刃 片羽の蝶」に続き短編集となる。原作マンガではコミックス第19巻で、実弥が鬼殺隊隊士の粂野匡近と出会い、やがて柱になるというエピソードが登場しており、小説版第3弾では、そのエピソードがさらに詳しく描かれる。ほかにも、霞柱の時透無一郎(ときとう・むいちろう)と刀鍛冶の里の小鉄との交流、嘴平伊之助(はしびら・いのすけ)と栗花落(つゆり)カナヲの友情秘話、鋼鐵塚蛍(はがねづか・ほたる)のお見合い話、「キメツ学園」のエピソードも収録される。表紙と挿絵は、吾峠さんの描き下ろしとなる。

 「鬼滅の刃」は、家族を鬼に殺された竈門炭治郎が、凶暴な鬼に変異した妹を元に戻し、家族を殺した鬼を討つために旅立つ……というストーリー。2016年に「週刊少年ジャンプ」で連載が始まった。最新コミックス第20巻の特装版を含む初版の発行部数は約280万部で、電子版を含むコミックスのシリーズ累計発行部数が6000万部を突破したことも話題になっている。テレビアニメが2019年4~9月に放送された。劇場版アニメ「無限列車編」が10月16日に公開される。

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