アイドルグループ「日向坂46」のメンバーで、女性ファッション誌「CanCam(キャンキャン)」(小学館)の専属モデルの加藤史帆さん。レギュラーラジオではパーソナリティーも務め、最近は、「THE突破ファイル」(日本テレビ系)などバラエティー番組の出演の機会も多くなっている。前身グループ「けやき坂46」時代から、中核メンバーとしてグループを支えている加藤さんの活動について、日向坂46がデビュー1周年を迎えた今、改めて振り返っていきたい。
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加藤さんは1998年2月2日生まれ、東京都出身の現在22歳で、ニックネームは「かとし」。2016年5月に前身グループ「けやき坂46」の1期生としてデビューした。グループ創設期の知名度がまだまだ低い“助走期間”から、徐々に人気を獲得していき、第3の坂道グループとしてデビュー、現在に至るまで中核メンバーとしてグループを支えている。
加藤さんは“クールビューティー”と評されるルックスで、モデルとしても活躍。2017年に「GirlsAward(ガールズアワード) 2017 AUTUMN/WINTER」でランウエーデビューを飾ると、その後数々のファッションイベントに出演している。2019年2月には、女性ファッション誌「CanCam」の専属モデルに起用。同誌専属モデルの「乃木坂46」の松村沙友理さん、山下美月さんと共に“坂道三姉妹”と呼ばれている。
活躍はモデルだけにはとどまらない。特技はまさかの変顔。これまで「HINABINGO!」(日本テレビ系)などバラエティー番組や、ドラマ「DASADA」(日本テレビ系)などで振り切った数々の変顔を披露してきた。冠番組「日向坂で会いましょう」(テレビ東京系)では、MCを務めるお笑いコンビ「オードリー」の若林正恭さんへの「ハマりたい」キャラでも番組を盛り上げている。番組に対して前向きに挑戦した証しともいえる、出演シーンをカットされた時間が長い「カット女王」にも輝いた。
自他ともに認める“へにょへにょ”と形容されるしゃべり方も特徴。初めは自分のしゃべり方に悩んでいたそうだが、番組内で若林さんに「キャラクターだし、特性だから持ってた方が良い」と言われ、今では自信を持って持ち味にしているようだ。
2019年4月にはラジオ番組「レコメン!」(文化放送)の火曜パーソナリティーに就任。「へにょへにょひとこと恋の相談テレフォン!」などのコーナーも誕生し、“へにょへにょ”トークでリスナーをにぎわせている。1周年を迎えた今では、ぶりっ子キャラなども飛び出し、「トキメキトキメキレボリューション」「かとしのハートでプリプリキュン」など名言(迷言?)も生み出している。
日向坂46のメンバーとしては、パフォーマンス面でもグループをリード。ステージの上では、普段の“へにょへにょ”のイメージとは違う、力強く、しなやかな歌声を見せる。グループ内では、数少ないソロ曲「男友達だから」を持ち、グループが掲げる“ハッピーオーラ”を冠した曲「ハッピーオーラ」では、自身初のセンターも任された。また、けやき坂46時代のデビューアルバム「走り出す瞬間」の出発式で「いろいろな方にグループのことを知ってもらって、トップアイドルを目指せたら」と意気込んでいたが、それからもグループへの熱い思いを随所でのぞかせている。
「けやき坂46」としての“助走経験”も経験したからこそ、モデル、バラエティー、ラジオの仕事など何事にも全力。持ち前のキャラクターも相まって加藤さんの存在が、日向坂46の“ハッピーオーラ”を体現しているようにも思われる。グループの躍進とともに、加藤さんが今後どんな活躍を見せてくれるのかも楽しみだ。
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