吉岡里帆:ドキュメンタリー番組でナレーション 障害を抱える2人の若者の姿伝える

6月7日放送の「テレメンタリー」でナレーションを担当する吉岡里帆さん=テレビ朝日提供
1 / 4
6月7日放送の「テレメンタリー」でナレーションを担当する吉岡里帆さん=テレビ朝日提供

 女優の吉岡里帆さんが、6月7日に放送されるドキュメンタリー番組「テレメンタリー」(テレビ朝日系)でナレーションを担当する。今回は、障害を抱える2人の若者に密着。吉岡さんは収録で、映像を見ながら、登場する若者たちに寄り添うように優しく、時に思いを込めて声を入れたといい、まるで目の前にいる人に訴えかけるような強い思い入れを感じさせるナレーションになっているという。

ウナギノボリ

 今回は「僕、変な人じゃありません」と題して、大学を卒業し社会へ出ようとする2人を紹介。うまく言葉が出てこない吃音(きつおん)症と体が勝手に動き、思ってもいないことを叫ぶトゥレット症を抱える2人が、「理解してもらうため」に誤解や偏見、差別と闘いながら社会の壁を乗り越えようとする姿を追う。

 吉岡さんは、番組に出演する若者について「強くひたむきに病と闘いながら就職活動をされている姿が印象的でした。尊敬の念を抱く一方で、当人にしか分からない苦しみがあると思いますし、簡単に理解や共感という言葉は使えません。自分ではどうしようもできないジレンマを抱える彼らの『障害は“悪”ではなく“個性”』という言葉の通り、当たり前に受け入れる姿勢で居続けようと改めて思いました」と語り、「同じ病を抱える方たちの力になりたいというご本人の言葉が、多くの同じ悩みを持つ方々に届いてほしいと思います」とコメントしている。

 番組はテレビ朝日で6月7日午前4時半(局によって放送時間が異なる)に放送。

写真を見る全 4 枚

テレビ 最新記事