ダンス・ボーカルグループ「EXILE」「三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBE」の岩田剛典さんが、映画「名も無き世界のエンドロール」で主演を務めることが6月16日、分かった。映画は、行成薫さんの同名小説(集英社)が原作で、岩田さんは大事な友のために裏社会に飛び込み“闇の交渉屋”としてのし上がっていくキダを演じる。新田真剣佑さんの出演も発表された。新田さんはキダの幼なじみで会社経営者となり表舞台でのし上がっていくマコト役で、岩田さんと新田さんが共演するのは初めて。
ウナギノボリ
10年前の朝ドラ「花子とアン」 当時の吉高由里子インタビュー
親がいないという共通点を持つキダとマコトは幼なじみ。そこに同じ境遇の転校生・ヨッチも加わり、3人は支え合いながら共に成長していった。しかし、20歳の時にある事件が起こる。その数年後、キダは裏の社会に潜り込み“交渉屋”として暗躍。マコトは表の社会で貿易会社社長としてのし上がっていく。2人は、大切な幼なじみへの思いを胸に、自らの運命を変えた不条理な世の中に復讐(ふくしゅう)するため、10年の歳月を費やして“ある計画”を企てていた……というストーリー。
連続ドラマ「メゾン・ド・ポリス」(TBS系)、「絶対零度~未然犯罪潜入捜査~」(フジテレビ系)、映画「累-かさね-」「ストロベリーナイト」などの佐藤祐市監督がメガホンをとる。2021年公開。
今回、僕が演じたキダという役は、両親がいない家庭に育ち幼少期からの数少ない友人をずっと大切にしている友達思いな人間です。大人になってからも、常に幼なじみを思い、目的のために手段を選ばない闇の交渉屋として働きますが、どこかアクセルを踏み切れずにいるもやもやとした葛藤を抱えながらも、計画遂行のために突き進んでいくような役柄でした。初共演のまっけん(新田さん)は、マコトという役柄に象徴されるような天真らんまんさが印象的でした。
この物語は復讐劇であり、その復讐におけるキーとなる人物です。僕が演じたマコトはいろいろなことを抱えた青年の役で、一度離ればなれになった岩田さん演じるキダとあることをきっかけに再会することから物語が始まります。岩田さんとは初共演でしたが、以前、授賞式でお会いしており、今回ご一緒できて、とてもうれしかったです。今回初めて劇中でマジックにも挑戦しており、現場で必死に練習した記憶があります。名も無き世界のエンドロール、ぜひ楽しみにしていてください。
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