1998年の長野五輪のスキージャンプ競技を題材にした映画「ヒノマルソウル~舞台裏の英雄たち~」(飯塚健監督)に出演しているアイドルグループ「日向坂46」の小坂菜緒さん。映画は、長野五輪でのスキージャンプ団体日本代表の金メダル獲得を裏で支えた25人のテストジャンパーたちの感動秘話を、史実に基づいて描くオリジナルストーリー。小坂さんは女子高校生テストジャンパーの小林賀子を演じている。中学時代にバレーボール部に所属し、「そのときも私はレギュラーではなく、裏で支えることが多かったので、役を演じていて、少し懐かしい部分もありました」と明かし、「表舞台に立てなくてもやるべきことはあるんだってことを改めて感じさせてくれた作品になりました」と振り返る小坂さんに話を聞いた。
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映画の題材になっている長野五輪は、現在17歳の小坂さんにとって生まれる前の話。それでも、普段から五輪競技を見ることが多いという小坂さんは、「スキージャンプって恐怖心にも打ち勝つ必要があるので、精神的に強くないとできない競技なんだってことを感じました」と話している。
「恐怖心」といえば、小坂さん本人は高所が得意な方ではないという。劇中では高くそびえるジャンプ台の上での演技もあったが、「他のキャストの方に『大丈夫だよ』って声をかけていただいて、本番中はあまり気にならなかったのですが……。カットがかかった後とか、ふとしたときに恐怖が湧き上がってくることもありました」と苦笑いを浮かべる。
一方、ジャンプ台の上から見た景色は忘れられないものになったようで、「ちょうど雪の降る季節だったので、街全体が真っ白に見えて。初めて見る、本当にキレイな雪景色でした」と笑顔で明かした。
演じた小林賀子は25人のテストジャンパーの紅一点で、性格は負けず嫌い。当時、スキージャンプ女子は五輪種目でなかったため、テストジャンパーとして飛ぶことに誰よりも情熱を注ぐ。小坂さんは「自分の夢をかなえると決めたら、道から外れない。その意志の強さは、自分も見習いたいくらい、かっこいいなって思いました。あと、自分も負けず嫌いなところがあるので、そこは役と通じるものがあって、共感できました」と話している。
小林賀子は「ソウル」と「パッション」を口癖に他のテストジャンパーを巻き込み、チームの推進力になっていく。小坂さん自身も感化された部分があったといい、「何か大きなことに挑むとき、以前は自信なくやっていた部分があったのですが、最近は何でもがむしゃらに楽しむことが大事なんじゃないかって思えるようになって。私自身、役を通して、この言葉に成長させてもらった気がします」と振り返る。
そんな小坂さんだが、劇中のあるシーンに苦戦。それは北海道から連れ戻しにきた父親とケンカしてしまうシーンで、小坂さんは「普段の私は家族とけんかすることもないですし、だから、どうお父さんに怒ったらいいのか分からなくて……。ただ、その分やりがいを感じましたし、大声張って演技する経験もこれまでなかったので、今は新しい自分を見いだせたのかなって思ってはいるのですが、(シーンが)終わってから、何か申し訳ない気持ちになっちゃいました」と笑っていた。
現在、小坂さんはグループとして活動する傍ら、個人として女優業にも挑戦し、活躍の場を広げていっている。
「こうやって、日向坂46というグループを知っていただける機会も増えてきたので、そういった意味では、一人の小坂菜緒としてだけではなく、日向坂46の小坂菜緒として行動しなくてはいけないなっていうのは常に心がけているところです」と考えを明かす。
女優業そのものについては、「自分じゃない何かになりきることで、自分がこんなこともできるんだっていう幅が広がっていくのが楽しくて。キャラクター一人一人に個性があって、その瞬間だけでも自分と違う何かになれるっていうところが楽しいなって思えるようになってきました」とうれしそうに話す。
また、小坂さんは「今後、私がやってみたいと思う役は、学園を舞台にしたヒロインの親友の役」といい、「『人を支えたい』という気持ちが今は大きくなっているというか、大切な人を、近くで勇気づける存在。そういう人間として強さのある役をやってみたいです」と目を輝かせていた。
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