薬屋のひとりごと
第13話 外廷勤務
12月27日(金)放送分
スウェーデンの作家、ルーネル・ヨンソンの児童文学「小さなバイキング」シリーズが原作の劇場版アニメ「小さなバイキング ビッケ」(エリック・カズ監督、10月2日公開)の日本語吹き替え版に声優として三宅健太さん、前野智昭さん、和多田美咲さん、白井悠介さんが出演することが7月30日、分かった。三宅さんが主人公ビッケの父でフラーケ族の族長ハルバル、前野さんがビッケたちの旅に同行する容姿端麗な弓と剣の達人レイフ、和多田さんがビッケと仲がいい女の子イルビ、白井さんがハルバルの腰巾着的な存在のゴルムをそれぞれ演じる。
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神尾晋一郎さんがコックのウルメ、野津山幸宏さんがビッケたちが目指す謎の島に関する情報を握る怪しい男ソーを演じることも発表された。剣を掲げるビッケとその仲間たちが描かれたポスタービジュアルも公開された。
劇場版アニメでは、女優の伊藤沙莉さんが主人公ビッケの声優を務める。ビッケの父・ハルバル役の三宅さんは「伊藤さんの声は、とても個性的で、とても魅力的でした。何より、声の演技が本当にすばらしく、一言一言に血の通った熱を感じました。よどみがない真っすぐなビッケそのものを、ご自身の演技で体現されていたと思います。今回一緒に収録させていただきましたが、本当に勉強させていただきました」とコメントを寄せた。
レイフ役の前野さんは、「重要なキャラクターを任せていただいて非常に光栄です。キャラクターとしての存在感とどこか影を感じるような雰囲気、その辺りを強く意識して演じさせていただきました」と振り返った。また、「知恵は誰にも負けない」ビッケにちなみ自身の武器を聞かれ、「人より特段優れているところはありません。むしろ劣っているところの方が多いです。その劣等感が今の自分の武器になっていると思います」と語った。
「小さなバイキング」シリーズは、1963年に発表され、1965年にドイツ児童図書賞を受賞。1972~1974年にドイツと共同制作のテレビアニメが放送され、最高視聴率20.5%を記録した。体は小さいが頭脳めいせきな海賊の息子のビッケが海賊の一員になり、知恵を生かして事件や困難を乗り越えていく姿を描く。
劇場版アニメは、原作にはないオリジナルストーリーのCGアニメ。何でも黄金に変えてしまう魔法の剣の秘密を解き明かす物語が描かれる。ビッケが愛する母イルバを救うため、海賊の父ハルバルと仲間とともに大冒険を繰り広げる。ヨーロッパで人気を集めたテレビシリーズ「Vic The Viking」に参加したエリック・カズさんが監督を務め、脚本を手がける。「SING/シング」「ペット」「怪盗グルーのミニオン大脱走」などのティモ・ベルクさんが作画監督を務める。
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