シャーマンキング:新作テレビアニメの麻倉葉役に日笠陽子 “アンナ”林原めぐみ、“阿弥陀丸”小西克幸、“ハオ”高山みなみ続投

「SHAMAN KING」のティザーPVの一場面(C)武井宏之・講談社/SHAMAN KING Project.・テレビ東京
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「SHAMAN KING」のティザーPVの一場面(C)武井宏之・講談社/SHAMAN KING Project.・テレビ東京

 武井宏之さんの人気マンガ「SHAMAN KING(シャーマンキング)」の新作テレビアニメ「SHAMAN KING」で、声優の日笠陽子さんが主人公・麻倉葉を演じることが9月17日、明らかになった。同作は、2001~02年にテレビアニメが放送され、新作は約19年ぶりのテレビアニメ化となり、シリーズの最後まで描き切る。前作に続き、林原めぐみさんが恐山アンナ役、小西克幸さんが阿弥陀丸役、高山みなみさんがハオ役を続投することも発表された。武器の春雨を持つ葉のティザービジュアル、葉、阿弥陀丸、アンナがハオと対峙(たいじ)する様子を描いたティザーPVも公開された。

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 日笠さんは「正直なところ多大なプレッシャーを感じております! でも私は私でしかないので……、私らしく、葉やアンナや仲間たちを愛しながら、私にしかできない葉を演じたいと思っています」とコメント。

 「大ベテランの先輩方は私が声優になる前から拝見していた方々です。そんな皆さんに囲まれて共にお芝居で会話できることは、役者人生の中で昨今そう訪れない恵まれた機会です。葉が少しずつ成長しながら周りに認められていくように、私もそんなふうになれたらいいなと思います。頑張らないように頑張りながら、踏ん張ります! 温かく見守っていただければ幸いです」と話している。

 林原さんは作品の魅力を「いい加減は、良(い)い加減。真の強さと、慢心と、おごり 真の優しさと、弱さと、逃げ 一目では見抜けない『心』の在りどころに震える作品です」と表現。ファンに向けて「待たせたわね なんだか、また呼び寄せられたわ。ちょっとゆっくりしよーかと思っていたのに、世の中、そう甘くはないわね。先に言っておくけど、こちとら、出したくもない本気だすんだから顔の見えないあちこちで、文句言うんじゃないわよ。女将より」とメッセージを送った。

 小西さんは「『Over Soul』の歌詞にあるように『よみがえり』ました。これも長年『SHAMAN KING』を愛して応援してくださっている皆さんのお陰です。葉殿と阿弥陀丸と共に駆け抜けていきたいと思います。再び阿弥陀丸に会えるのを楽しみにしています。皆さんと一緒だよ。めちゃめちゃワクワクしてます! 本当にありがとう!『SHAMAN KING』よろしくお願いします!!」とコメントを寄せた。

 高山さんは「長きにわたり『SHAMAN KING』を応援してくださっている皆様、どうもありがとうございます。自分も原画展に行ったり、グッズを飾ったりして当時を懐かしんでいましたが、まさか再びハオを演じることができるとは思っていませんでした。この幸運を力に変え、戦いに挑みたいと思っています。まだ眠っているハオを目覚めさせるのが楽しみです。その時が来たら……どうぞよろしくお願いいたします」と語った。

 新作は、「劇場版 うたの☆プリンスさまっ♪ マジLOVEキングダム」などの古田丈司さんが監督を務め、「波よ聞いてくれ」などの米村正二さんがシリーズ構成、「魔入りました!入間くん」などの佐野聡彦さんがキャラクターデザインを担当する。「FAIRY TAIL」などのブリッジが制作する。テレビ東京系で2021年4月にスタート。

 「シャーマンキング」は、1998~2004年に「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載。霊が見える少年・麻倉葉がシャーマンの頂点を決めるシャーマンファイトに参加し、シャーマンキングになるため、仲間たちと共に戦いを繰り広げる姿が描かれた。「ジャンプ改」(集英社、現在休刊)で読み切りシリーズ「シャーマンキング0-zero-」や続編「シャーマンキング FLOWERS」も掲載された。新章「SHAMAN KING THE SUPER STAR」が「少年マガジンエッジ」(講談社)で連載中。シリーズ累計発行部数は3500万部以上。

 ◇スタッフ(敬称略)

 監督:古田丈司▽シリーズ構成:米村正二▽キャラクターデザイン:佐野聡彦▽音楽:林ゆうき▽音響監督:三間雅文▽音楽制作:キングレコード▽アニメーション制作:ブリッジ


 ◇キャスト(敬称略)

 麻倉葉:日笠陽子▽阿弥陀丸:小西克幸▽恐山アンナ:林原めぐみ▽ハオ:高山みなみ

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