「月刊モーニング・ツー」(講談社)で連載中のマンガが原作のテレビアニメ「天地創造デザイン部」の声優陣による座談会が行われ、原作への思いやアニメへの意気込みが語られた。座談会には下田役の榎木淳弥さん、木村役の梅原裕一郎さん、水島役の諏訪部順一さん、金森役の岸尾だいすけさん、冥戸役の大空直美さんが参加し、新たな生き物をデザインするイラスト企画も実施。それぞれがスケッチブックに自身が考え出した生き物を描いた。
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諏訪部さんは、原作を読んだ感想を「面白おかしいマンガですが、動物に関するネタはきちんとした情報に基づいていますよね」と話し、梅原さんは「ふざけて作ったのかなと思うような性質の生き物も、この作品を読んでいると、もしかしたらこうやってデザインされたのかなと思えてくる。ファンタジーではありつつも、すごくリアルに感じました」と語った。
生き物の雑学が好きという大空さんも、マンガで初めて知った生き物の生態が多かったといい、「いろいろな生き物への『へぇ~!』がたくさんで楽しめました」と声を弾ませた。岸尾さんは「『このマンガがすごい!2019オトコ編』10位にランクインしそうな作品ですね」とコミックスの帯をなぞりながら語り、周囲の笑いを誘った。
榎木さんは、自身が演じるキャラクターの印象について「下田はまだ生まれたばかりの天使なので知らないことも多く、視聴者の方と同じ目線で一緒に楽しんだり驚いたりできるキャラクターなのかなと思っています。デザイン部にとっては癒やしのような存在で、そこは僕と共通していますね」と笑顔で話し、他のキャストからイジられる一幕もあった。
「天地創造デザイン部」は、2017年から「月刊モーニング・ツー」で連載中の“生き物創造お仕事コメディー”マンガ。蛇蔵さん、鈴木ツタさんが原作、たら子さんが作画を担当。天地を創造した万能の神(クライアント)の依頼を受けた下請けの天地創造社の面々が、日々奮闘しながら生き物たちを生み出す過程を描く。
アニメは、「青春ブタ野郎」シリーズなどの増井壮一さんが監督を務め、「SHIROBAKO」「若おかみは小学生!」などの横手美智子さんがシリーズ構成、「マクロスΔ」などの大橋幸子さんがキャラクターデザインをそれぞれ担当する。旭プロダクションが制作する。2021年に放送。
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