2分の1の魔法:兄弟の実在のモデルが明らかに MovieNEX収録のボーナス映像が解禁

ディズニー&ピクサーのアニメーション「2分の1の魔法」の場面写真(C)2020 Disney/Pixar
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ディズニー&ピクサーのアニメーション「2分の1の魔法」の場面写真(C)2020 Disney/Pixar

 12月16日に発売される、ディズニー&ピクサーのアニメーション「2分の1の魔法」(ダン・スキャンロン監督)のMovieNEXに収録されているボーナス映像の一部が10月29日、YouTubeの「ディズニー・スタジオ公式」チャンネルで解禁された。スキャンロン監督が、実体験を元に本作を製作し、劇中に登場するイアンとバーリー兄弟のモデルが、自身と兄であることを語っている。

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 「2分の1の魔法」は、かつて魔法があふれていたが、技術が進歩したため魔法が消えかけてしまった世界が舞台。内気な少年イアンと、陽気な兄のバーリーが、亡き父に会いたいという願いをかなえるため、足だけよみがえった父を完全に復活させるために旅に出る……というストーリー。 

 スキャンロン監督は、1歳のころに父親を亡くし、3歳だった兄も父の記憶はなく、父のことを知りたい思いから映画が生まれたという。映像には監督の兄も登場し、「ダンは大好きな映画監督だ。妻や親しい人には全てダンの作品を見せているよ」とコメントを寄せている。

 本編では、イアンが父の声が入ったカセットテープを聞いて父親に思いを馳せるシーンがあり、これも実話を元にした。スキャンロン兄弟は、父親の「ハロー」「グッバイ」の二言だけが録音されたテープを2人で聞き、父親のことを想像していたそうで、「たった二言だけですが、私たち兄弟にとってはそれは魔法だったのです」と語っている。

 「2分の1の魔法」は11月18日に先行デジタル配信を開始。12月16日発売のMovieNEXの価格は4000円(税抜き、以下同)、4K UHD MovieNEXは5800円。

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