深田恭子:「ルパンの娘」“母親”華の役作り、ヒントは… 初共演の橋本環奈は「頼もしい存在」

連続ドラマ「ルパンの娘」で主演を務めている深田恭子さん
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連続ドラマ「ルパンの娘」で主演を務めている深田恭子さん

 女優の深田恭子さんの主演連続ドラマ「ルパンの娘」(フジテレビ系、木曜午後10時)が放送中だ。深田さん扮(ふん)する、代々泥棒を家業としている「Lの一族」の娘・三雲華と代々警察一家の息子・桜庭和馬(瀬戸康史さん)との許されない恋愛を描くラブコメディーで、10月22日放送の第2話では華が和馬との間にできた娘を出産するという、今後のストーリーの転機が描かれた。深田さんに、母となった華の姿を描く今作の撮影や初共演となる北条美雲役の橋本環奈さんの印象について聞いた。

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 ◇子役との撮影で「一緒に怒られた」

 深田さんは、横関大さんの同名小説(講談社)シリーズを実写化した「ルパンの娘」について「とても思い入れが深い作品です」と力を込めて話す。2019年7月期に放送された前作については「ミュージカルのシーンなどやったことがなかったですし、家族との楽しい掛け合いもあったり、いろいろと挑戦をさせていただきました」と振り返り、笑顔を見せる。前作から続けて続編に参加することとなり、「『ルパンの娘』がずっと心にありました。(ほかの作品に出演することなく)続編ができるというのはなかなかないこと」と、喜びを語った。

 母となった華を演じるにあたり、心がけたことを聞くと、「犬を飼っているので、犬への愛情はすごくあります。それが自分が産んだ子供だったら計り知れないと思います」と答え、母性を表現するためのヒントにしたという。華の娘・杏役の小畑乃々ちゃんら子役との撮影については「楽しいです。癒やされています。こんな可愛い子たちが自分の子供だったら良いなって(笑い)」と頬を緩ませながら、「授業参観のシーンで小学生の子たちをからかったり、一緒になって遊んじゃったりとかして、怒られたりもしました」と明かし、苦笑いも見せた。

 ◇初共演の橋本環奈は「すごくしっかりしている」

 今作から、「Lの一族」に復讐(ふくしゅう)を誓う、代々「名探偵一家」の娘・北条美雲役の橋本環奈さんが加わった。橋本さんについては「泥棒と探偵という関係なので、同じシーンの撮影がまだないのですが、すごく透明感があると感じています。それに、しっかりしていて、すごく安心感があり頼もしい存在です」と、今後への期待を語った。

 同作といえば、渡部篤郎さん演じる華の父・尊、小沢真珠さん演じる華の母・悦子といった家族や、大貫勇輔さん演じる円城寺輝といった個性の強い登場人物たちとのコミカルな会話劇、悪者を倒す派手なアクション、名作のオマージュシーン、泥棒スーツといったガジェットなどが視聴者の目を引いている。

 深田さんは、それらの演出に「毎回、ビックリしています(笑い)。台本だけでは、映像が想像できないんです。ロケで遠くに行くなと思ったら、お屋敷だったり『このシーンはこういう場所じゃないと撮れないな』って思ったり。美術品も本当に高価なものばかりで緊張感があります」と語っていた。

 今後の見どころについては「面白いシーンだけじゃなくシリアスなシーンもあって涙が出てしまう場面もあると思います。意表を突くようなシーンもたくさんあるので、楽しみにしていてください!」と、満面の笑みを見せていた。

 「ルパンの娘」第3話は10月29日午後10時から放送。

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