梶原岳人:アーティストデビューで「ありのままの自分」表現 「ブラッククローバー」アスタとリンクも

デビューシングル「A Walk」を11月25日に発売する梶原岳人さん
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デビューシングル「A Walk」を11月25日に発売する梶原岳人さん

 テレビアニメ「ブラッククローバー」の主人公・アスタ役などで知られる声優の梶原岳人さんのデビューシングル「A Walk」が11月25日に発売される。2020年には第14回声優アワードの新人男優賞に選ばれるなど、まさに飛ぶ鳥を落とす勢いの気鋭の声優がアーティストとしてデビューする。タイトル曲は「ブラッククローバー」のエンディングテーマとして放送中で、カップリング曲「橙(だいだい)」は、梶原さんが自ら作詞を手がけた。梶原さんにアーティストデビューへの思いを聞いた。

 ◇アーティスト、演技のどちらにもいい影響を

 梶原さんは、2017年に「ブラッククローバー」のアスタ役で声優デビュー。その後、テレビアニメ「炎炎ノ消防隊」の森羅日下部役、テレビアニメ「シャドウバース」の竜ケ崎ヒイロ役など数々のアニメで主役の座を射止めた。「小さい頃から音楽が好きだった」という梶原さんにとってアーティストデビューは一つの夢だった。

 「小さい頃、歌の教室に通ったり、ピアノを習ったりしていましたし、高校では軽音部でギターを弾いていました。アーティストデビューを夢見ていましたが、こんなに早くやらせていただけるとは思っていなかったので、率直にうれしかったです。お芝居にもフィードバックできることもあるでしょうし、アーティスト、演技のどちらにもいい影響を与えることができれば」

 デビュー曲「A Walk」は「ブラッククローバー」のエンディングテーマとして放送されている。「これまで名だたるアーティストの方々がオープニング、エンディングを手がけられてきたので、まさか自分が名を連ねることができるとは。ありがたいことですが、なかなか実感がなくて……」と語る。

 ◇「A Walk」の「A」に込めた思い

 デビュー曲「A Walk」は、梶原さんの「好みに寄せた」楽曲に仕上がったという。

 「歌詞、サウンドのニュアンスなどを好きな方向性でやりたいです!とわがままを言わせてもらいました。バンドが好きなので、正統派のバンドサウンドにしたかったんです。気取らずストレートな表現を目指しました。自分なりではありますが、作りすぎず、ありのままで素直な自分を出していこうとしました」

 「A Walk」の歌詞は、梶原さんが「ブラッククローバー」で演じる主人公・アスタを彷彿(ほうふつ)とさせるところもある。

 「視点をアスタに寄せていこうともしました。『A Walk』の『A』はアスタの『A』だったりいろいろな意味があるんです。アニメで名前のないキャラクターが『男A』『少年A』などと表記されることがあります。でも、その人は『A』ではなく、ちゃんと名前があるはずです。アスタも最初は下民で、誰からも認められない存在でしたが、努力を重ねて、世の中に名前が知られ、たくさんの人に彼の名前を呼んでもらえる存在になります。僕も何もないところから始まった。アスタや『少年A』と気持ちがリンクするところがあります。『ブラクロ』と自分の道のりを重ねたところもあります」

 梶原さんの歌は、力強く、それだけでなくさまざまな表情を見せる。声優としての経験が歌に生きているのだろうか?

 「大いにあります。声優として演技をしてきた経験があったからこそ、歌で“語ること”を意識するようになりました。歌詞には感情が込められています。演技と共通するところがあります」

 ◇夢はMステ!

 カップリング曲「橙」は、梶原さんが自ら作詞を手がけた。同曲の世界観を基にしたボイスドラマも収録される。

 「ラブソングが好きなんです。ラブソングを聴くことで、その世界に入り込み、いろいろな世界を知ることもできます。恋愛の歌をチャレンジし、自分の気持ちを歌詞に乗せていきました。苦戦しましたが(笑い)。ボイスドラマは楽曲の歌詞に合わせて世界観を作っていただき、曲の世界を広げることができました」

 梶原さんは今後もアーティストとして活動する中で、歌詞、言葉を大切にしたいと考えている。

 「好きなアーティストは、歌詞に共感することも多いので、自分も大事にしていきたいです。同じ言葉でも歌うニュアンス、表現によって印象が変わります。言葉を大事にして歌っていきたいです。聴いた方が曲の世界に入り込めるような表現を目指していきたいです」

 今後の目標を「ライブもいずれやってみたいですし、夢は大きくMステ(ミュージックステーション)です!」と語る梶原さん。アーティストとしての活躍が期待される。

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