銀魂 THE FINAL:万事屋&真選組キャストの副音声上映 “銀さん”杉田智和「お母ちゃんセーラームーンも見たい」

「銀魂 THE FINAL」の副音声上映のビジュアル(C)空知英秋/劇場版銀魂製作委員会
1 / 2
「銀魂 THE FINAL」の副音声上映のビジュアル(C)空知英秋/劇場版銀魂製作委員会

 空知英秋さんの人気マンガが原作のアニメ「銀魂」の完全新作となる劇場版「銀魂 THE FINAL」(宮脇千鶴監督)の坂田銀時役の杉田智和さんら万事屋キャスト、近藤勲役の千葉進歩さんら真選組キャストによる副音声上映が1月22日から全国の上映劇場で実施されることが分かった。同作の楽しみ方を紹介した「“銀魂的”映画の『正しい楽しみ方講座』映像」も公開された。映像では「マスクをして笑ってね!」「騒いじゃダメだぞ!」など楽しみ方を紹介し、「焦らなくても大丈夫!『銀魂』はいつでもあなたのそばにいる」というメッセージも収録されている。

ウナギノボリ

 副音声には、杉田さん、千葉さんのほか、志村新八役の阪口大助さん、神楽役の釘宮理恵さん、土方十四郎役の中井和哉さん、沖田総悟役の鈴村健一さんが出演。本編の上映に合わせて、各シーンやアフレコを振り返るエピソードトークを繰り広げる。スマートフォン専用アプリ「HELLO! MOVIE」をダウンロードすることで、上映中にイヤホンを使用して副音声が楽しめる。

 副音声では、キャスト、スタッフ、アーティストなど計26人に事前に実施したアンケートの回答も紹介される。アンケートには、桂小太郎役の石田彰さん、高杉晋助役の子安武人さん、吉田松陽/虚(うつろ)役の山寺宏一さん、神威役の日野聡さん、マダオこと長谷川泰三役の立木文彦さんらが参加しており、自身が演じるキャラクターの魅力や、好きな「銀魂」キャラクター、アフレコの思い出などが語られる。主題歌「轍~Wadachi~」を担当したロックバンド「SPYAIR(スパイエアー)」、挿入歌「道楽心情」「ブレイクダウン」を担当したロックバンド「DOES(ドーズ)」のアンケート回答も紹介される。

 副音声上映の実施に対し、杉田さんは「お母ちゃん言うたよね? 出演者のコメントに何でも任せたらアカンて! ただでさえ映画館に来てほしいって言うの慎重になる時世やいうのに……。でもな、声優さんは誠実にコメンタリーしてんねん。それだけは信じてほしい! あとお母ちゃんセーラームーンも見たい」とコメントを寄せた。

 阪口さんは「副音声ですって。集中して映画を見られるんでしょうか?(笑い)。内容はくだらない話を中心に、ちょっと良い話もした記憶があるので(笑い)、2回目以降をご覧になる方は聴いてみてもよいかもしれません。初回の方は映画に集中してね!」とコメント。

 釘宮さんは「副音声収録、おうちでテレビを見ているかのごとく、のんびり楽しくおしゃべりさせていただきました! 気合を入れて本編をご覧になった後で、リラックスして副音声バージョンにもトライしていただけたら何よりです!!」とメッセージを送った。

 「銀魂」は、天人(あまんと)と呼ばれる異星人に占領された江戸時代を舞台に、何でも屋を営む侍・坂田銀時らが難題を解決する姿を描いたSF時代劇コメディー。マンガは「週刊少年ジャンプ」(集英社)で2003年12月に連載がスタートした。コミックスの累計発行部数は5500万部以上。テレビアニメ化されたほか、小栗旬さん主演の実写映画もヒットした。

 原作マンガが「週刊少年ジャンプ」「ジャンプ GIGA」(同)で最終回を迎えられなかったことも話題になった。その後、「銀魂公式アプリ」で“最終回の向こう側(続き)”を配信。2019年6月20日に最終訓(回)に当たる3回目の配信「第七百四訓 天然パーマにロクな奴はいない」が配信され、“三度目の正直”でついに完結となった。

 テレビアニメ第1期が2006~10年、第2期が2011~13年、第3期が2015~16年、第4期が2017~18年に放送された。2010年に劇場版アニメ「劇場版 銀魂 新訳紅桜篇」、2013年に「劇場版銀魂 完結篇 万事屋よ永遠なれ」が公開。新作アニメは劇場版3作目となった。

写真を見る全 2 枚

アニメ 最新記事