和月伸宏さんの人気マンガ「るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-」の初となる展覧会「25周年記念 るろうに剣心展」が、1月22日~3月7日に東京ドームシティ Gallery AaMo(東京都文京区)で開催される。開催に先立ち、21日に内覧会が実施され、和月さんが主人公・緋村剣心と志々雄真実の闘いを描き下ろした原画「剣闘図」や新作ネーム「逆刃刀・初撃」などの展示がお披露目された。
ウナギノボリ
ついにクライマックス!「不適切にもほどがある!」
展覧会は、同作が1994年に「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載を開始してから25周年を記念して開催。「週刊少年ジャンプ」連載時の直筆原稿やカラー原画を200点以上展示する。
展示は、作品のキーとなる「仲間とは」「正義とは」「強さとは」「命とは」「幸せとは」という5つのテーマに分かれる。「強さとは」コーナーでは、和月さんが本展のために描き下ろした原画「剣闘図」が展示される。「京都編」のクライマックスである緋村剣心と志々雄真実の闘いが、燃えさかる炎をイメージした空間に展示される。「命とは」では、2月11日から剣心の愛刀を刀匠が再現した「逆刃刀・真打」も特別展示される。
和月さんが本展の開催を機に手掛けたという新作ネーム「逆刃刀・初撃」も見どころだ。維新志士から抜ける決意をした剣心が逆刃刀に出会い、初めてその刀を振るう様子が描かれる。会場には、グッズショップ「黒べこ」も登場する。
展覧会は1月22日~3月7日に東京ドームシティ Gallery AaMoで開催。開館時間は午前11時~午後7時。入場料は一般1600円、中高生1000円、小学生600円。4月23日~6月6日には、京都市京セラ美術館 新館 東山キューブ(京都市左京区)で巡回展が開催される。以降、新潟にも巡回予定。
「るろうに剣心」は、幕末に人斬り抜刀斎として恐れられた緋村剣心が明治維新後、不殺(ころさず)を誓った流浪人(るろうに)として、新たな時代の生き方を模索していく姿を描いた。1994~99年に「週刊少年ジャンプ」で連載され、テレビアニメ化、実写映画化もされた。新章の「るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚・北海道編-」が、2017年から月刊マンガ誌「ジャンプSQ.(スクエア)」(同)で連載中。全世界シリーズ累計発行部数(電子版を含む)は7200万部以上。
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