アニメジャパン2021:オンライン開催で「どこでも楽しめる新しいアニメジャパン」 「チャレンジ、ハブに」

「AnimeJapan 2021」の発表会の様子
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「AnimeJapan 2021」の発表会の様子

 国内最大級のアニメイベント「AnimeJapan(アニメジャパン)2021」の発表会が2月18日、東京都内で開催された。イベントは“リアル”とオンラインでの開催を予定していたが、新型コロナウイルスの感染拡大を踏まえた措置でオンラインのみの開催となった。昨年の「アニメジャパン2020」は、新型コロナウイルスの感染拡大を踏まえた措置で中止となったため、約2年ぶりの開催となる。総合プロデューサーのタツノコプロの中嶋俊介さんは、オンライン開催となったことを受けて「今年は何とか実施したい。何ができるか?を考えた時、ファンの皆さんに見ていただくことが、最大の恩返しになる。日本中どこでも楽しめる新しいアニメジャパンになる」と語った。

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 イベントのテーマが「繋ぐ=∞」になることも発表された。同じく総合プロデューサーを務めるエイベックス・ピクチャーズの寺田浩史さんは、テーマについて「これまでのAJ、これからのAJをつなぐ。アニメジャパンは、作品とファンをつなげるブランドでもあります。コロナの影響でこういう形になりましたが、来年以降につなげていきたい。チャレンジであり、ハブになる年」と話した。

 アニメジャパンは、東京都の青少年健全育成条例改正を巡り分裂していた「東京国際アニメフェア(TAF)」と、「アニメコンテンツエキスポ(ACE)」が、再集結して2014年から開催されている。2019年は約14万6000人が来場した。今年は“リアル”会場は東京ビッグサイト(東京都江東区)の西、南展示棟を予定していた。ファミリー向けの「ファミリーアニメフェスタ」は開催を見送る。3月27、28日がパブリックデーで、29、30日がビジネスデーとなる。

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