ディズニー&ピクサー:最新作「あの夏のルカ」6月18日に日本公開 監督はスタジオジブリの大ファン

ディズニー&ピクサーの最新作「あの夏のルカ」のポスター(C) 2021 Disney/Pixar. All Rights Reserved.
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ディズニー&ピクサーの最新作「あの夏のルカ」のポスター(C) 2021 Disney/Pixar. All Rights Reserved.

 ディズニー&ピクサーの最新作の邦題が「あの夏のルカ」(原題:Luca)に決まり、6月18日に日本公開されることが3月2日、分かった。併せて特報とポスターが解禁された。

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 「あの夏のルカ」は、北イタリアの海辺の町「ポルト・ロッソ」が舞台。特報には、活気あふれる町並みを背景に、主人公・ルカが“最高の夏”を過ごす姿が映し出されている。ルカは人間ではなく、水にぬれると姿が変わり、海を自由自在に泳ぐことができる不思議な力を持った“シー・モンスター”だった。人間に正体を知られてはいけないという海の掟を破って、ルカは人間の町へと向かう……。

 ポスターには、青い海に浮かびながら空を見上げ、海につかっている体がシー・モンスターになっている、ルカの姿が描かれている。

 第84回アカデミー賞短編アニメーション賞にノミネートされたピクサーの短編アニメーション「月と少年」を手がけたエンリコ・カサローザ監督がメガホンをとる。カサローザ監督監督は、宮崎駿監督が「崖の上のポニョ」の絵コンテを水彩画で描いたことを知り、自身も「月と少年」で水彩画で絵コンテを制作するなど、スタジオジブリの大ファンとしても知られている。「カールじいさんの空飛ぶ家」「リメンバー・ミー」「トイ・ストーリー4」などにもスタッフとして参加している。

 北イタリアで生まれ育ったカサローザ監督は、今作について「子供のころに自分とは全く違う世界に住む少年と夏に出会ったんだ。その夏の思い出から、少年が大人へと成長する物語を作りたいと思ったんだ」と今作を生み出すきっかけについて話している。

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