とつくにの少女:長編アニメ化 福山潤がせんせに シーヴァは高橋李依 WIT STUDIO制作

「とつくにの少女」のビジュアル(C)2022 ながべ/マッグガーデン・とつくにの少女製作委員会
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「とつくにの少女」のビジュアル(C)2022 ながべ/マッグガーデン・とつくにの少女製作委員会

 「月刊コミックガーデン」(マッグガーデン)で連載されたながべさんのマンガ「とつくにの少女」が長編アニメ化されることが3月5日、分かった。福山潤さんがせんせ、高橋李依さんがシーヴァをそれぞれ演じる。2019年に発表された短編アートアニメーションに引き続き、久保雄太郎さん、米谷聡美さんが監督を務め、WIT STUDIOが制作する。2022年3月10日に発売されるコミックス番外編の特装版のOAD(オリジナルアニメDVD)に収録される。

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 福山さんは「原作を拝見した時は、絵本のような印象から物語の深淵へ一気に引き込まれてしまい、自分が演じるうんぬんは忘れて没頭してしまいました。『とつくにの少女』を読んだからこそ感じるせんせの難しさを今、演じる前から噛み締め、皆様に映像化された『とつくにの少女』をより楽しんでいただくために、全力で演じ、取り組む所存です」とコメント。

 高橋さんは「くるくるふわふわ動き回り、時に繊細な表情を見せるシーヴァちゃん。原作の空気感を大切に、声を添えるような形で彩っていけたらいいなと思っております。そして、せんせ役を福山潤さんが担当されるとのことで、どんな会話や雰囲気が生まれるのか未知数でもあり、ワクワクドキドキしています! ぜひ、応援よろしくお願いいたします!」と話している。

 アニメのクラウドファンディングが実施されることも発表された。目標金額は300万円で、集まった資金でアニメのクオリティーアップ、プロモーション展開の拡大を目指す。

 「とつくにの少女」は、触れると呪われるという異形の者が住む“外”、人間が住む“内”が分かれた世界で、交わらないはずの異形のせんせ、少女・シーヴァが出会う……というストーリー。「月刊コミックガーデン」で2015年に連載をスタートし、3月5日発売の同誌4月号で最終回を迎えた。

 ◇スタッフ(敬称略)

 監督、脚本、キャラクターデザイン:久保雄太郎、米谷聡美▽美術監督:竹田悠介(Bamboo)▽撮影監督:横井武尊(WIT STUDIO)▽編集:齋藤朱里(三嶋編集室)▽音楽:Schroeder-Headz▽音楽制作:フライングドッグ▽音響監督:はたしょう二▽音響効果:出雲範子▽音響制作:サウンドチーム・ドンファン▽アニメーション制作:WIT STUDIO

 ◇キャスト(敬称略)

 せんせ:福山潤▽シーヴァ:高橋李依

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