松岡茉優:吉田羊の“20代の姿”に「身の引き締まる思い」 4月期ドラマ「生きるとか死ぬとか父親とか」出演

連続ドラマ「生きるとか死ぬとか父親とか」に出演する松岡茉優さん (C)「生きるとか死ぬとか父親とか」製作委員会
1 / 1
連続ドラマ「生きるとか死ぬとか父親とか」に出演する松岡茉優さん (C)「生きるとか死ぬとか父親とか」製作委員会

 女優の松岡茉優さんが、吉田羊さんと國村隼さんのダブル主演で4月期に放送される連続ドラマ「生きるとか死ぬとか父親とか」(テレビ東京系)に出演することが3月5日、分かった。吉田さん扮(ふん)する主人公・蒲原トキコの“20代の姿”を演じる松岡さんは、「今回吉田羊さんの20代を演じさせていただけること、身の引き締まる思いです」と話している。

ウナギノボリ

 ドラマは、ラジオパーソナリティーやコラムニストなどとして活躍し、女性からの支持を集めるジェーン・スーさんの同名の著書(新潮社)が原作。愛嬌(あいきょう)はあるが自由奔放な70代の父と、父に振り回される40半ばの中年の娘のおかしくて、ときどき切ない家族の愛憎物語を描く。國村さんは、ある日、父についてのエッセーを連載することになる主人公・トキコ(吉田さん)の父を演じる。

 松岡さん扮する“20代のトキコ”は、今のトキコと父の関係を形作る過去の家族の物語に登場する。松岡さんは「台本を読ませていただき、『普通の家族なんてないですよ。』というせりふにとても惹(ひ)かれました。私のせりふではないのですが物語のテーマと捉えました」と明かす。

 また「羊さんの演じられた現代のトキコを拝見することで、イメージが膨らみました」といい、「國村隼さんと親子役をできることが私の人生にあるのだなあと思いました。とても豊かな時間で、たくさんのことを教えていただきました。トキコと似た思いを持って過ごされてる方々に、幅広く届くことを願っています。きっと、自分のことを許せたり、少しだけ大事にできるようになると思うのです。私は回想シーンのみの出演なので、ドラマの完成がとても楽しみです」と思いを語った。

 「生きるとか死ぬとか父親とか」は、4月9日からテレビ東京の深夜ドラマ枠「ドラマ24」(金曜深夜0時12分)で放送。テレビ大阪、テレビ愛知、テレビせとうち、テレビ北海道、TVQ九州放送でも放送され、動画配信サービス「ひかりTV」「Paravi(パラビ)」でも配信される。

テレビ 最新記事