任天堂のキャラクターとその世界観をテーマにした世界初のエリア「スーパー・ニンテンドー・ワールド」が3月18日、ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ、大阪市此花区)内にグランドオープンする。3月17日に先行取材会が行われ、一部アトラクションなどがメディアに披露された。注目のアトラクションの一つである「マリオカート ~クッパの挑戦状~」を、記者が体験した。
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人気ゲーム「マリオカート」シリーズを題材としたライドアトラクションで、クッパ城を模した施設の地下に設置されている。ゴーグルを着用して4人乗りのカートに乗り込み、獲得したコインの数を仲間と競う。ゴーグルにはAR機能が搭載されており、マリオやクッパらのキャラクターが目の前に現れるという仕組みだ。ゲーム好きであれば一度は妄想するであろう、実際に動く「マリオカート」を楽しむことができる。
記者が戸惑ったのは、おなじみの攻撃アイテム・甲羅の扱い方だ。ハンドルのそばについているボタンを押すと甲羅を投げることができるのだが、投げる方向は目線でコントロールする。右へ左へと激しく動くカートで、ターゲットを絞って甲羅を投げつけるのは至難の業だ。参加者3人中、最下位という結果に終わってしまった……。いつか再挑戦しなければ。
「スーパー・ニンテンドー・ワールド」は、任天堂の大ヒットゲーム「スーパーマリオ」の世界を立体化したテーマエリア。「マリオカート」や、人気キャラクター「ヨッシー」のライドアトラクション、「クッパ Jr.」と戦うことができるアトラクションのほか、さまざまなアクティビティー、レストラン、ショップなどの施設が並んでいる。
USJでは当面の間、エリア内人数をコントロールするため、「スーパー・ニンテンドー・ワールド」への入場は「エリア入場確約券」「エリア入場確約券付きユニバーサル・エクスプレス・パス」を事前に購入するか、当日パークでUSJ公式アプリから「エリア入場整理券」を取得する必要がある。