タンブリング:高野洸&西銘駿W主演舞台が6月上演へ 男子新体操描く青春物語 長妻怜央ら新キャストも

舞台「タンブリング」のビジュアル(C)舞台「タンブリング」2021 製作委員会
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舞台「タンブリング」のビジュアル(C)舞台「タンブリング」2021 製作委員会

 男子新体操がテーマの舞台「タンブリング」が、俳優の高野洸さんと西銘駿さんのダブル主演で6月に上演されることが3月27日、分かった。本作は2010年に初演し、10周年となる2020年に、高野さんと西銘さんを主演に迎えての上演を予定していたが、新型コロナウイルスの影響を受けて中止。今回、スタッフとキャストが再集結し、復活を果たすこととなった。

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 「タンブリング」は、2010年4月期にTBS系で放送された連続ドラマが原作。同年9月にドラマにも出演していた大東駿介さん主演で舞台化し、第2弾では菅田将暉さん、第3弾では柳下大さん、第4弾では中尾明慶さんが主演を務めた。松下優也さんが主演したファイナルには、千葉雄大さんや志尊淳さんらも出演し話題を呼んだ。

 今回の舞台ではダブル主演の2人に加え、元木聖也さん、納谷健さん、北乃颯希(さつき)さん、西野太盛(たいせい)さん、梶原颯(はやて)さん、バーンズ勇気さんが続投。新キャストとして長妻怜央さん、蒼木陣さん、廣野凌大(りょうた)さん、綱啓永(けいと)さんが加わる。

 中学3年生の野村朔太郎(高野さん)と北島晴彦(西銘駿さん)は、テレビで目にした男子新体操の鮮やかなパフォーマンスに心を奪われ、マイナースポーツで世界に羽ばたくことを誓い合う。別々の道で男子新体操を学ぶことになった2人は、高校生になって参加した合同合宿で再会するが……というストーリー。

 “復活上演”を受け、高野さんは「舞台『タンブリング』に再び挑戦できること、心からうれしく思います。去年、稽古(けいこ)中に知らされた上演中止には、あらがえない状況に悔しさを感じましたが、すぐに前を向けたのは演じる役柄のメンタルと、カンパニーの明るさのおかげだと思っています」とコメント。

 「結束し全員を信じて大きな敵と戦う。『タンブリング』という団体競技を通して生まれる感動は、今の世の中でたくさんの方に体感してほしいです。熱い友情と努力をぜひ見に来てください!」と呼びかけている。

 西銘さんは「1年前、舞台『タンブリング』2020の中止を聞かされた時、悔しすぎて、ずっと落ち込んでいました。ですが、こうやって1年越しにみんなとまた一緒に『タンブリング』や新体操ができる喜び、去年の悔しかった思い、全てを背負って舞台に立ちたいと思います」と、上演への思いを告白。

 「とても緊張感のある競技なので、真剣に向き合い、ケガをしないように気をつけて舞台に挑みます! まだまだ大変な状況ではありますが、僕たちの舞台を見て一人でも多くの人に感動を与えられたら良いなと思っています」と話している。

  舞台は、大阪公演が6月11~13日にCOOL JAPAN PARK OSAKA WWホール(大阪市中央区)、東京公演が17~24日にTBS赤坂ACTシアター(港区)で上演される。

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