リカ~リバース~:最終回 “麗美”高岡早紀、“宗像”浅香航大の乗るタクシーを追う

女優の高岡早紀さん主演の連続ドラマ「リカ~リバース~」の最終回のワンシーン=東海テレビ提供
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女優の高岡早紀さん主演の連続ドラマ「リカ~リバース~」の最終回のワンシーン=東海テレビ提供

 女優の高岡早紀さん主演の連続ドラマ「リカ~リバース~」(東海テレビ・フジテレビ系、土曜午後11時40分)最終回が4月3日に放送される。予告動画では、高岡さん演じる麗美が、家庭教師の宗像(浅香航大さん)の乗るタクシーを全力で走って追いかける姿が映し出されている。宗像に憧れる梨花(田辺桃子さん)、結花(山口まゆさん)の双子の姉妹と麗美の3人が並んでタクシーを追いかけ、窓ガラスに手をつける姿も公開されている。

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 武士(小田井涼平さん)の死から1年。一家の柱を失った雨宮家は、株や不動産を売ることで何とか生計を立てている状態。以前のようなぜいたくはできなくなっていた。1年ぶりに雨宮家の家政婦に復帰した幸子(福田麻由子さん)は、一変した様子に胸を痛める。幸子が以前目撃してしまったこの家の“闇”は、そのどす黒さを更に増しているように思えた。

 夫を亡くしたばかりのはずの麗美は、家庭教師の宗像に一方的な愛情を向けるようになっていた。そして、梨花、結花も宗像に好意を抱いていて、恋のライバル・母親に向けるのは憎悪のまなざしだ。彼女たちは家族ではなく、報われぬ愛を奪い合う悲しき純愛モンスターのようだ。

 そんな中、宗像がドイツに留学のため家庭教師を辞めると言い出したことで、悲劇の歯車が一気に回り出す……。

 原作は、五十嵐貴久さんの小説「リカ」「リバース」(幻冬舎文庫)。高岡さん主演の連続ドラマ「リカ」(2019年放送)の“エピソードゼロ”にあたり、リカが純愛モンスターになった経緯が描かれるサイコスリラー。「リカ」でリカを演じた高岡さんは、今回、狂気に満ちたリカの母親・麗美を演じる。

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