リクはよわくない:坂上忍×くっきー!の絵本がアニメ化 今秋公開 犬がいる暮らし描く

「リクはよわくない」のビジュアル(C)坂上忍/くっきー!/インプレス/MMDGP/リクはよわくない製作委員会
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「リクはよわくない」のビジュアル(C)坂上忍/くっきー!/インプレス/MMDGP/リクはよわくない製作委員会

 俳優の坂上忍さん原作、お笑いコンビ「野性爆弾」のくっきー!さん絵の絵本「リクはよわくない」(インプレス)が劇場版アニメ化され、今秋に公開されることが4月9日、分かった。「おしりかじり虫」第3シリーズなどの荒川眞嗣さんが監督を務め、勝鬨スタジオ、十文字が制作する。

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 「リクはよわくない」は、2020年4月に発売。坂上さんが愛犬リクとの日々を絵本として書き下ろした。アニメでは、5歳の「ぼく」と子犬のリクのほか、気の強いチワワのツトム、お調子者のミニチュア・ダックスフントのヨースケなど個性豊かな犬たちが多く登場。オリジナルエピソードを加えて、犬がいる暮らしが描かれる。

 坂上さんは「リクとはたった1年しか一緒に暮らせませんでしたが、彼を失ったことが今の動物たちとの暮らし方のきっかけになっています。動物と一緒に暮らす喜びや大変さを伝えたい。どうかこの映画が動物たちを可愛がってくれるきっかけになれたらいいなと思います」とコメントを寄せている。

 くっきー!さんは、坂上さんから絵本の絵の依頼を受けた時の思いを「正直なところ、俺が描いてええんか?と思いました。めちゃくちゃいい話なので」と明かし、「絵本のストーリーを読んだ時点で泣きじゃくりました。目から水分がすごく出て身体がカスカスになりました」と話している。

 坂上さんがMCを務める情報バラエティー番組「バイキングMORE」(毎週月~金曜午前11時55分)、「坂上どうぶつ王国3時間スペシャル」(フジテレビ系、午後7時)の4月9日放送では、アニメのパイロット映像が公開される。

 ◇スタッフ(敬称略)

 監督:荒川眞嗣▽製作幹事:MMDGP/チャンスイン▽配給:東京テアトル/チャンスイン▽アニメ制作:勝鬨スタジオ/十文字▽音響制作:チャンスイン▽音響監督:サイトウユウ

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