ガンダム:「G-レコ」劇場版第3部 実写版、動く実物大ガンダム、ガンプラも 新発表続々

「GUNDAM TOPICS 2021」の様子
1 / 1
「GUNDAM TOPICS 2021」の様子

 人気アニメ「ガンダム」シリーズの発表会「GUNDAM TOPICS 2021」が4月13日、東京都内で開催された。実写版や「ガンダム Gのレコンギスタ」の劇場版、高さ約18メートルの動く実物大ガンダムなどの新情報が続々と発表された。

あなたにオススメ

 ◇富野総監督「じいちゃん、頑張るぞ!」

 発表会の目玉の一つは「ガンダム Gのレコンギスタ」の劇場版で、第3部「『Gのレコンギスタ III』 宇宙からの遺産」が7月22日に公開されることが発表された。第1部が2019年11月、第2部が2020年2月に公開されたが、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、第3部の公開が延期されていた。劇場版は全5部で、発表会に登場したサンライズの小形尚弘プロデューサーは「第3部は劇場の規模を拡大する予定。第4、5部も続けて一気にいきたい」と語った。

 富野由悠季総監督の「皆さんがご存知の通り、コロナ禍はまだこれから後1年は続くだろうと覚悟しています。作っているスタッフが感染症にかかったらどうしようという不安は多少ありますが、逆に言いますと仕事があることで元気を保てるということが起こります。仕事を利用して健康を維持し、そして仕事を達成することによってみんなが気持ちよくなる。それが『G-レコ』の基本的なコンセプトですので第3部のみならず第4部も第5部も期待して待っていてください! じいちゃん、頑張るぞ!」というメッセージも紹介された。

 ◇Netflix実写化も

 「ガンダム」シリーズのプラモデル(ガンプラ)によるバトルを描いたアニメ「ガンダムビルド」シリーズの実写版「ガンダムビルドリアル」の第2話がYouTubeのガンダムチャンネルで4月26日に配信されることも発表された。実写版は、ガンプラ40周年記念プロジェクト「GUNPLA LINK PROJECT」の一環で、「踊る大捜査線」などの本広克行総監督が手がけ、サンライズが制作。高校生たちの青春群像劇にCGによるガンプラバトルを合成する。劇中に登場するガンプラ「RG 1/144 RX-78-2 ガンダム(チームブライトカスタム)」と「RG 1/144 高機動型ザクII(チームモンストルカスタム)」が発売されることも発表された。

 「GUNDAM FACTORY YOKOHAMA」(横浜市中区)に展示されている高さ約18メートルの動く実物大ガンダムで、劇場版アニメ「機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ」(村瀬修功監督、5月7日公開)のコラボ演出プログラムが実施されることも発表された。ミノフスキー・フライト稼働実験をイメージした演出を楽しめる。期間は5月1~31日。

 同日、Netflixが「機動戦士ガンダム」の実写化を発表したことも話題になった。実写版は、映画「キングコング:髑髏島の巨神」のジョーダン・ボート=ロバーツさんが監督を務める。発表を受けて、小形プロデューサーは「監督も『ガンダム』に造詣が深く、リスペクトしてくださる方」とコメントした。

 「機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ」の完成報告会見も開催され、小野賢章さんら声優陣、主題歌「閃光」を担当するロックバンド「[Alexandros](アレキサンドロス)」が登場。発表会は盛りだくさんの内容となった。

アニメ 最新記事