泣く子はいねぇが:佐藤快磨監督の劇場デビュー作 仲野太賀主演 吉岡里帆も BDに初期2作品収録

「泣く子はいねぇが」の一場面(C)2020「泣く子はいねぇが」製作委員会
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「泣く子はいねぇが」の一場面(C)2020「泣く子はいねぇが」製作委員会

 佐藤快磨監督の劇場デビュー作として2020年11月に公開された映画「泣く子はいねぇが」のブルーレイディスク(BD)&DVDが5月26日に発売される。Blu-ray【特装限定版】の特典として、2014年にぴあフィルムフェスティバル映画ファン賞(ぴあ映画生活賞)と観客賞をダブル受賞した「ガンバレとかうるせぇ」、文化庁による「ndjc:若手映画作育成プロジェクト2015」で製作された「壊れ始めてる、ヘイヘイヘイ」の2本が収録される。

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 「泣く子はいねぇが」は、秋田県男鹿半島で暮らし、父になる覚悟が見えないたすくが、地元にいられなくなり、逃げるように上京したものの、居場所が見つからず、妻子への思いを再認識し、帰郷する……というストーリー。「いつから人は大人に?」「大人になるとは?」という人生の通過点を描いた。仲野太賀さんが主演を務め、吉岡里帆さん、寛一郎さん、山中崇さんらが出演した。

 ◇佐藤快磨監督のコメント

 振り返ると、「泣く子はいねぇが」を撮るまでに短編作品を含めて10本の映画を撮りました。毎回途方に暮れながらも、その都度まわりの方々に支えてもらい、時には担いでもらい、なんとか撮りきるということを繰り返して、ここまで歩かせてもらいました。すべての現場で大切な出会いがあり、その一つ一つが「泣く子はいねぇが」に収斂(しゅうれん)されていると思います。どれか一つでも欠けていたら、また違った映画になっていたと思います。この度はその中から、自身にとって大きな転機となった「ガンバレとかうるせぇ」と「壊れ始めてる、ヘイヘイヘイ」の2作品を収録させていただくことになりました。個別にそれぞれの作品を楽しんでいただきつつ、「泣く子はいねぇが」に至るまでの変化や、通底する何かを見つけていただけたらうれしいです。

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