STU48石田みなみ&福田朱里:船上劇場の終了も… 1期生が語る“節目”5年目の展望

STU48の石田みなみさん(左)と福田朱里さん
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STU48の石田みなみさん(左)と福田朱里さん

 瀬戸内7県を拠点とするアイドルグループ「STU48」が4月21日、3月に広島サンプラザホール(広島市)で開催した「STU48 4周年コンサート」に密着したドキュメンタリーブック「STU48 4th Anniversary Concert Documentary Book-瀬戸内からの声をのせて-」(玄光社)を発売した。同日、1期生の石田みなみさんと福田朱里さんの「ふくみな」コンビが都内で行われた発売記念オンライントークショーに登壇。イベント直後の2人にグループ発足から4周年を迎えた思い、“節目”となる5年目の展望などを聞いた。

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 --これまでの4年を振り返って

 石田さん:あっという間の4年間でした。すでに10年くらい活動したいたんじゃないかな?と思うほど充実していました。4年で6枚もシングルを出させていただけたことも、うれしかったです。

 福田さん:がむしゃらに突っ走ってきた4年間でした。発足当時は、シングルの発売延期だったり、船上公演の延期だったり、いろいろなことがあって、自分たちのモチーフになるものがなくて、どうしたらいいのか分からない時期もありました。それができるようになっていった喜びなど、いろんな感情が渦巻いていた4年間でした。

 --発足5年目を迎える今年は、5月に拠点していた船上劇場「STU48号」が終了するなど“節目”の年になっています。

 福田さん:まだ100回も公演ができていないので、正直、まだ不完全燃焼な気持ちが大きいです。ファンの方にも申し訳ないっていう気持ちが強いのですが、これからはいろいろな場所で公演できるっていうプラス思考で今は活動しています。

 --東京での本格的な活動の展望などはありますか。

 石田さん:現在、ファンの方の投票によって選抜された7人のメンバーが東京で定期公演を行っています。私はそこに選ばれてはいないのですが、『いいな』って気持ちはすごく強くて。いろいろなアイドルさんとの対バンだったり、フェスとかもやっぱり関東は多いので、もっと多くの方に知ってもらうためにも東京では活動していきたいです。

 --それぞれ5年目に向けて目標などはありますか。

 石田さん:「声のお仕事がしたい」っていうのはずっと言い続けているので、個人的な目標です! 昨年の「Selfish amity’s」公演にオーディションで選ばれたこともうれしかったので、声と演技を合わせた声優に挑戦したいという夢もあります。また、私は兵庫県出身なのですが、これまでSTU48としてはあまり行けていなかったので、イベントでいけたらいいなと思っています。

 福田さん:今年は、秋に2期生の研究生からの昇格企画があるのですが、彼女たちのポテンシャルならきっと昇格してくれると思うので、昇格した2期生と一緒に早く公演をしたいです! 副キャプテンとしても、ファンのみなさんに喜んでいただけるような企画ももっと考えていきたいです。後は、アリーナツアーも夢ですし、握手会以外でも大きな会場でイベントとかをやってみたいですね!

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 取材中、目を輝かせながら目標や夢を次々と語ってくれる印象的だった「ふくみな」コンビ。副キャプテンの福田さんは「いつかは1、2期生のシャッフル公演とかも面白そうなのでやってみたいですね」とさらなる意欲も口にした。ますますパワーアップしていくであろう「STU48」に期待したい。

 ドキュメンタリーブック「STU48 4th Anniversary Concert Documentary Book-瀬戸内からの声をのせて-」は、「4周年コンサート」をリハーサルや準備期間のカットも交えながら、振り返る一冊。メンバー全44人のインタビューも掲載され、一人一人これまでの活動や4周年コンサートに向けての思いがつづられているほか、“未来”についても語っている。160ページ。価格は2420円。

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