緊急取調室:天海祐希主演人気ドラマ2年ぶり再始動へ 第4シーズンはチーム解散判明の衝撃的幕開け

7月スタートの連続ドラマ「緊急取調室」に主演する天海祐希さん=テレビ朝日提供
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7月スタートの連続ドラマ「緊急取調室」に主演する天海祐希さん=テレビ朝日提供

 女優の天海祐希さん主演の連続ドラマシリーズ「緊急取調室」(テレビ朝日系、木曜午後9時)が、2019年4月期の第3シーズン以来、約2年ぶりに再始動することが5月10日、分かった。今回の第4シーズンは、天海さん演じる真壁有希子が率いる専門チーム「警視庁捜査1課緊急事案対応取調班」(通称キントリ)の解散が明らかになる、衝撃の展開で物語がスタート。第1話から“想像を絶する戦い”も待ち受けているという。

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 「緊急取調室」は、井上由美子さんのオリジナル脚本で、可視化設備の整った特別取調室で容疑者を取り調べる「キントリ」のメンバーが、数々の凶悪犯と心理戦を繰り広げる姿を描く。2014年1月期に第1シーズン、2017年4月期に第2シーズンが放送。2015年9月にはスペシャルドラマも放送された。

 第4シーズンでは、警視庁から「役目は終わった」と判断され、キントリの解散が決定。“部署の消滅まで残り100日”というタイムリミットの中、キントリのメンバーは真摯(しんし)に目の前の事件と向き合い、容疑者の動機解明にまい進していく。

 「キントリ」の梶山勝利役で田中哲司さん、菱本進役ででんでんさん、小石川春夫役で小日向文世さんが続投。「キントリ」を敵対視する「捜査1課殺人捜査第1係」の“もつなべコンビ”の監物大二郎を鈴木浩介さん、渡辺鉄次を速水もこみちさんが引き続き演じることも発表された。

 また、第3シーズンで「キントリ」の一員となったが、今作では「サイバー犯罪対策室」の刑事として古巣に帰り、「キントリ」と連携していく玉垣松夫を、お笑いコンビ「ドランクドラゴン」の塚地武雅さんが務める。

 主演の天海さんは「今は正面を切って人と会うことが難しく、触れ合う機会が少なくなっていますが、やはり最後に残るのは“人と人とのつながり”や“人を思う気持ち”だと思うんです」と昨今の状況に触れつつ、「それはキントリ・チームが何よりも大切にしてきたものでもあります。キントリは人と正面を切って対峙(たいじ)し、相手の目を見て何かを伝え、また何かを引き出そうとします。それは機械では決してできなくて、“人力”だからこそできること」と本作についてコメント。

 「私自身もコロナ禍になって以来ずっと、“人と人とのつながり”について改めて考えていたこともあり、このタイミングで『緊急取調室』をお届けできることがうれしいです。人の言葉や行動の裏側にある“思い”をくみ取り、“肌で感じる”ことの大切さを改めて伝えられたら、と思っています」と意気込みを語った。

 また、「今回も素晴らしいゲストの方たちが続々来てくださいます。手ごわい方ばかりなので四苦八苦すると思いますが、皆さんとの対決を楽しみしています」と期待を寄せ、「第4シーズンも誇りを持って頑張ります。ぜひ皆さんも楽しみにしていてください!」と視聴者に呼びかけた。

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