SPY×FAMILY:コミックス最新7巻で累計1000万部突破 「ジャンプ+」初の快挙

「SPY×FAMILY」のコミックス最新7巻のカバー(C)遠藤達哉/集英社
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「SPY×FAMILY」のコミックス最新7巻のカバー(C)遠藤達哉/集英社

 集英社のマンガアプリ「少年ジャンプ+(プラス)」で連載中の遠藤達哉さんのマンガ「SPY×FAMILY」のコミックスの電子版を含む累計発行部数が1000万部を突破することが5月17日、明らかになった。6月4日に発売される第7巻で1000万部を突破する。「少年ジャンプ+」のオリジナル連載作品のコミックスの累計発行部数が1000万部を突破するのは初めて。同作は、2020年8月に累計発行部数が550万部を突破、同12月に800万部を突破しており、ハイペースで部数を伸ばしている。
 
 同作のコミックス累計発行部数は、2019年11月に100万部、2020年1月に200万部、5月に300万部、7月に400万部、8月に550万部、12月に800万部を突破するなど部数を重ねている。2020年12月に発売されたコミックス6巻の初版発行部数が100万部を突破したことも話題となっている。「少年ジャンプ+」では、同作の最新話を更新するごとに閲覧数120万を超え、同アプリの看板作品となっている。

ウナギノボリ

 コミックス第8巻(11月4日発売)で、初となるグッズ付き同梱(どうこん)版が発売されることも発表された。遠藤さんの描き下ろしイラストを使用したフォージャー家の黄昏、ヨル、アーニャ、犬のボンドのラバーストラップが付属する。限定予約生産で、予約を受け付けている。同梱版の価格は1980円。

 「SPY×FAMILY」は、2019年3月に「少年ジャンプ+」で連載がスタート。すご腕スパイの黄昏(たそがれ)が、任務のためにかりそめの家族を作り、新生活を始める……というストーリー。スパイ、暗殺者の妻、超能力者の娘が互いに正体を隠して生活することになる。

 宝島社がその年の人気マンガをランキング形式で発表するガイドブック「このマンガがすごい!2020」オトコ編で第1位を獲得。「全国書店員が選んだおすすめコミック2020」の第1位、「マンガ大賞2020」の第2位に選ばれた。2020年6月に発表された「第4回みんなが選ぶTSUTAYAコミック大賞」で大賞に輝いた。

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