播戸竜二:サッカー元日本代表が俳優デビュー 「“絶対に負けられない試合”みたいな空気」 「孤狼の血 LEVEL2」賭博場の男役

映画「孤狼の血 LEVEL2」で俳優デビューする播戸竜二さん (C)2021「孤狼の血 LEVEL2」製作委員会
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映画「孤狼の血 LEVEL2」で俳優デビューする播戸竜二さん (C)2021「孤狼の血 LEVEL2」製作委員会

 サッカー元日本代表で解説者の播戸竜二さんが、俳優の松坂桃李さん主演の映画「孤狼の血 LEVEL2」(白石和彌監督、8月20日公開)で俳優デビューを果たすことが5月18日、明らかになった。播戸さんは、賭博で真剣勝負する男を演じる。

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 播戸さんは、映画の出演について「お話をいただいたときからずっと『どういうふうな感じなんやろな』と思っていましたが、現場はやはり相当な緊張感があり、サッカーで言うと“絶対に負けられない試合”みたいな空気がお芝居のやり取りの一瞬一瞬にありました」と振り返っている。

 演技については「監督には『貧乏ゆすりをしたり、次、勝たなきゃ!みたいな気持ちをもっと出して』といったことや、『周りの客を気にしてうかがうような仕草をして』といったことを言っていただき、前日のリハーサルも含め役作りに生かすことができました」と話し、「“目の前のことに集中する”というのはサッカーでもお芝居でも同じで、賭博でも何でも、やる時はやるぞという気持ちで挑みました」とコメントを寄せている。

 「孤狼の血」は、柚月裕子さんの同名小説シリーズ(角川文庫/KADOKAWA)が原作。前作は、昭和63(1988)年、暴力団対策法成立直前の広島を舞台に、一流大学卒の新人刑事・日岡秀一(松坂さん)が、暴力団との癒着がうわさされる刑事・大上章吾(役所広司さん)と共に、金融会社社員失踪事件の捜査を担当するうち、暴力団と警察組織を巻き込んだ血で血を洗う報復合戦に巻き込まれていく……という展開だった。

 続編は、原作では描かれていない完全オリジナルストーリーで、前作から3年後が舞台。広島の裏社会を治めていた伝説の刑事・大上亡き後、その遺志を受け継いだ日岡は権力を用い、暴力組織を取り仕切っていた。しかし、出所してきたたった一人の“悪魔”によって事態が急転する様を描く。

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