映画館：東京、大阪で営業再開に安堵　映画ファン「心待ちに」

　東京都と大阪府が映画館に出していた休業要請が6月1日に一部緩和された。営業再開初日の梅田ブルク7（大阪市北区）は、客足がまばらだったものの、久しぶりに大きなスクリーンで映画を鑑賞できることを心待ちにしていた観客が映画館を訪れていた。

あなたにオススメ

来春朝ドラ「あんぱん」の“二人の妹”　朝ドラヒロインまで手が届くか

　報道陣の取材に対応した鈴木省吾支配人は「久々に再開できて、うれしく思っています」と安堵（あんど）の表情。以前ほどの来館者はないが「制限付きの状況の中、お客様に来館していただけるだけでもありがたく思っています」と語った。

　吉永小百合さん主演の映画「いのちの停車場」（成島出監督）を目当てに劇場を訪れた大阪市在住の70代男性は「評判のよい映画だと聞いていたので、心待ちにしていた。映画館とテレビでは迫力が全然違うからね」と話してた。

　6月1日から東京都内の映画館は午後9時まで営業。大阪府内では土日は休館で、平日は午後9時までの営業となる。