フルーツバスケット:神谷浩史が“神様”に 「とてもプレッシャー」 テレビアニメ最終章

「『フルーツバスケット』The Final」に登場する神様(左)と声優を務める神谷浩史さん(C)高屋奈月・白泉社/フルーツバスケット製作委員会
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「『フルーツバスケット』The Final」に登場する神様(左)と声優を務める神谷浩史さん(C)高屋奈月・白泉社/フルーツバスケット製作委員会

 高屋奈月さんの人気少女マンガが原作のテレビアニメ「フルーツバスケット」の最終章「『フルーツバスケット』The Final」に声優として、神谷浩史さんが出演することが6月11日、明らかになった。神谷さんは第11話「さようなら」に登場する神様を演じる。猫を大事そうに抱える神様を描いた第11話のカットも公開された。

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 神様は、不変・永遠を大切にしてきたキャラクターで、猫の言葉を拒絶しながらも時が流れ、さまざまな思いを抱くことになる。神谷さんは「一度映像化された作品が、原作の最終回まで同じように映像化するには相当な覚悟や作品に対する深い愛情があったのだと思います。そのたどり着いた最後に僕の声というのはとてもプレッシャーでしたが、とても光栄なことと思い音を紡がせていただきました。この奇跡のような作品を多くの方に受け止めていただけたら幸いです」とコメントを寄せている。

 「フルーツバスケット」は、マンガ誌「花とゆめ」(白泉社)で高屋さんが1998~2006年に連載。唯一の家族だった母を亡くし、テントで暮らしていた女子高生の本田透が、同級生の草摩由希の家に住み込むことになる……というストーリー。草摩家の人々は、異性に抱きつかれると十二支のもののけに変身する。

 2001年にもテレビアニメが放送された。新作はスタッフ、キャストが一新され、初めて全編がアニメ化される。第1シーズンが2019年4~9月に放送。第2シーズンが2020年4~9月に放送された。最終章は、テレビ東京ほかで放送中。

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