ゲッターロボ アーク:石川英郎が再び流竜馬に 車弁慶役に梁田清之、流りょう役に島本須美 佐々木望、朴ロ美、緒方賢一も

「ゲッターロボ アーク」に登場する流竜馬(左)と声優を務める石川英郎さん(C)永井豪・石川賢/ダイナミック企画・真早乙女研究所
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「ゲッターロボ アーク」に登場する流竜馬(左)と声優を務める石川英郎さん(C)永井豪・石川賢/ダイナミック企画・真早乙女研究所

 永井豪さん、石川賢さんの人気マンガ「ゲッターロボ」シリーズの最終章が原作のテレビアニメ「ゲッターロボ アーク」で、声優の石川英郎さんが、主人公・流拓馬の父である流竜馬を演じることが6月25日、分かった。石川さんは「真(チェンジ!!)ゲッターロボ 世界最後の日」などでも竜馬を演じている。梁田清之さんが車弁慶役、島本須美さんが流りょう役で出演することも発表された。

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 声優として佐々木望さん、菅生隆之さん、多田野曜平さん、岩田光央さん、朴ロ美さん、土師孝也さん、立木文彦さん、緒方賢一さんが出演することも分かった。

 石川さんは「『新ゲッターロボ』から実に17年、まさか令和の世にゲッターの新作が、しかもテレビ放送とは驚きでした。そして、初代ゲッターが昭和、真ゲッターからの3作が平成、令和のアークと、3世代にわたってつながるゲッターの世界、改めてすごい作品だと思いました。僕にとってこれで4作目の竜馬CVです。ゲッターの運命を引き継いだ息子・拓馬の活躍、そして新しいゲッターチームの熱い戦いを、ファンの皆様と共に見守っていきたいと思います」とコメントを寄せている。

 梁田さんは「刺激が欲しいそこの君、『ゲッターロボ アーク』を見てみないか? この世界には、『サーカスの綱渡り』のような刺激がたくさんあるぜ。勇気とは何なのか? 力とは? 命とは? 考えてみないかい? そろそろ目を覚ませ! 熱く、必死に、一所懸命生きてみないか? 一人でも、ひたむきに、前を見て、自分の意思で、力強く生きていこうじゃねえか! 自分に恥ずかしいことだけはするなよな。待ってるぜ。『ゲッターロボ アーク』で待ってるぜ」と話している。

 島本さんは「ゲッターロボのシリーズは知っていましたが、初めての出演ではないかしら……なので、予備知識なしで収録に臨みました。スタジオでの密を避けるため、私も一人で収録しました。短いシーンだったのですが、やりたい放題(もとい……心をこめて)やらせていただきました(笑い)。夫への限りない愛、息子への大きな愛を感じていただけたらうれしいです。息子の活躍を応援してくださいね♪」とメッセージを送った。

 「ゲッターロボ アーク」は、1974年に連載始まった「ゲッターロボ」をはじめとする「ゲッターロボ・サーガ」の最終章。「ゲッターロボ」は、「ゲッターロボG」(1975年)、「ゲッターロボ號」(1991年)、「真ゲッターロボ」(1997年)などが描かれ、「ゲッターロボ アーク」は、双葉社の「アクションピザッツ」増刊の「スーパーロボットマガジン」で2001年に連載スタートした。石川さんが亡くなったため、「ゲッターロボ アーク」は未完となっている。

 アニメは、「真ゲッターロボ対ネオゲッターロボ」「新ゲッターロボ」などの川越淳さんが監督を務め、Bee・MediaとstudioA-CATが制作する。内田雄馬さんが主人公・流拓馬を演じるほか、向野存麿さん、寸石和弘さん、内田直哉さんが声優として出演する。7月4日からTOKYO MX、BS11ほかで順次放送される。

 ◇キャスト(敬称略)

 流拓馬:内田雄馬▽カムイ・ショウ:向野存麿▽山岸獏:寸石和弘▽神隼人:内田直哉▽流竜馬:石川英郎▽車弁慶:梁田清之▽タイール:佐々木望▽早乙女博士:菅生隆之▽敷島博士:多田野曜平▽伊賀利隊長:岩田光央▽大女王メルドウサ:朴ロ美▽コーメイ:土師孝也▽マクドナルド:立木文彦▽流りょう:島本須美▽ハン博士:緒方賢一

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