子供はわかってあげない:劇中アニメ「魔法左官少女バッファローKOTEKO」特別映像 富田美憂歌うEDも

映画「子供はわかってあげない」の劇中アニメ「魔法左官少女バッファローKOTEKO」の一場面(C)2020「子供はわかってあげない」製作委員会(C)田島列島/講談社
1 / 2
映画「子供はわかってあげない」の劇中アニメ「魔法左官少女バッファローKOTEKO」の一場面(C)2020「子供はわかってあげない」製作委員会(C)田島列島/講談社

 女優の上白石萌歌さん主演の映画「子供はわかってあげない」(沖田修一監督、8月20日公開)の劇中アニメ「魔法左官少女バッファローKOTEKO」の特別映像が7月20日、公開された。映画本編では描かれないシーンを含めた特別バージョンの映像で、声優の富田美憂さんが演じるKOTEKOが歌うアニメのエンディングテーマ(ED)「左官のこころで」が流れた。映画の音楽は牛尾憲輔さんが担当しており、アニメのオープニング(OP)、EDの作曲、編曲も手がけた。

ウナギノボリ

 劇中アニメは、アニメオタクである主人公・朔田美波(上白石さん)とアニヲタ仲間のもじくん(細田佳央太さん)が好きな作品。美波ともじくんが距離を縮めるきっかけとなる重要なアニメで、沖田監督が本編では描かれていない1話分全ての台本を書き下ろした。浪川大輔さんがセメント伯爵役、櫻井孝宏さんがモルタル役、鈴木達央さんがコンクリ太郎役、速水奨さんが聖徳太子様役で出演し、豪華声優陣が集結した。「王室教師ハイネ」などの菊池カツヤさんが監督を務め、「王室教師ハイネ」などの奥山鈴奈さんがキャラクターデザインを担当。「デジモンアドベンチャー tri.」などの制作に参加した颱風グラフィックスが制作した。

 劇中アニメのOP、EDを歌った富田さんは「まさか歌まで歌わせていただけるとは思っていなかったのでとてもうれしかったです! OPは皆さんもきっと口ずさみたくなるようなキャッチーさが魅力ですし、打って変わってEDではちょっぴりしっとりしたKOTEKOを感じていただけるような、そんなすてきな2曲になりました!」とコメント。

 KOTEKOについて「左官の魔法少女ということで、一体どんな子なんだろう……! とドキドキしましたが、とても仲間思いで元気いっぱいで、演じながら私も勇気づけられるような子でした。ぜひ表情豊かなKOTEKOに癒やされていただきたいです」と話している。

 浪川さんは「セメント……一人ではなーんにもできない……そう……なーんにも……だから! みんなの力を貸してくれ! 映画、見てくれ! 笑い、哀愁、感動、もうそれはそれはたくさんの涙があふれ出る! それで、溶けてもかまわない! な! モルタル! コンクリ! KOTEKO、みんなの心を君の魔法でハッピーに塗り替えてくれ! 頼んだぞ!」とコメントを寄せている。

 「子供はわかってあげない」は、マンガ誌「モーニング」(講談社)で連載された田島列島さんの同名マンガが原作。高校2年生で水泳部に所属する朔田美波は、書道部男子のもじくんとの運命の出会いをきっかけに、幼くして別れた父親を捜す……というストーリー。テアトル新宿(東京都新宿区)で8月13日から先行公開される。

写真を見る全 2 枚

アニメ 最新記事