ドラゴンボール超:新作劇場版アニメは「ドラゴンボール超 スーパーヒーロー」 悟空が“進化”

劇場版アニメ「ドラゴンボール超 スーパーヒーロー」の孫悟空のビジュアル(C)バード・スタジオ/集英社(C)「2022ドラゴンボール超」製作委員会
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劇場版アニメ「ドラゴンボール超 スーパーヒーロー」の孫悟空のビジュアル(C)バード・スタジオ/集英社(C)「2022ドラゴンボール超」製作委員会

 鳥山明さんのマンガが原作の人気アニメ「ドラゴンボール」の21作目となる劇場版アニメのタイトルが「ドラゴンボール超(スーパー) スーパーヒーロー」に決定したことが7月24日、分かった。孫悟空のビジュアル、映像も公開され、“進化”した姿を見せた。同日開催されたオンラインイベント「Comic-Con @ Home2021」で発表された。

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 イベントのパネルディスカッションには、孫悟空役の野沢雅子さん、エグゼクティブプロデューサーを務める集英社の伊能昭夫さん、東映アニメーションの林田師博プロデューサーが登場した。新作のタイトルに野沢さんは「もうその通りです!!」と話し、伊能さんは「スーパーが2回重なっているほどすごいんです!」とコメント。林田プロデューサーは「スーパー、スーパーヒーローとなると、今回誰が活躍し、どんな新しいキャラが出てくるのか!? 楽しみにしてほしい!」とメッセージを送った。

 新作は、前作「ドラゴンボール超 ブロリー」に続き、原作者の鳥山さんが脚本を手がけることも話題となっており、伊能さんは「過去最大級の関わりと断言していいと思います!」と明かした。鳥山さんと脚本の細かなせりふ直しに至るまで何度もやり取りがあったといい、伊能さんは「(鳥山さんにとっても)最高傑作という自負があるのではないかと思う仕上がり!」とコメント。

 林田プロデューサーも「毎回アニメに新しい課題を与えてくださっている」と話した。イベントでは、ピッコロ、クリリン、パンといったキャラクターのビジュアル、鳥山さんが描いたキャラクターデザイン原画もお披露目された。

 「ドラゴンボール超 スーパーヒーロー」は、2018年12月公開の第20作「ドラゴンボール超 ブロリー」以来の劇場版。鳥山さんが原作、脚本、キャラクターデザインを担当する。2022年公開。

 「ドラゴンボール」はマンガ誌「週刊少年ジャンプ」(集英社)で1984~95年に連載された鳥山さんの人気マンガが原作。コミックスの全世界累計発行部数は約2億6000万部。テレビアニメは、「ドラゴンボール」が1986年2月~1989年4月、「ドラゴンボールZ」が1989年4月~1996年1月、「ドラゴンボールGT」が1996年2月~1997年11月に放送。鳥山さんが手がけた完全新作のオリジナルストーリー「ドラゴンボール超」が2015年7月~2018年3月に放送された。

 劇場版は、1986年12月に第1作「ドラゴンボール 神龍の伝説」が公開。クウラ、ブロリー、ボージャック、ジャネンバなどの人気キャラクターを生み出してきた。2013年3月に約17年ぶりに公開された「ドラゴンボールZ 神と神」は興行収入が約29億9000万円を記録し、2015年4月公開の「ドラゴンボールZ 復活の『F』」も興行収入約37億4000万円とヒットした。2018年12月公開の「ドラゴンボール超 ブロリー」が、世界の興行収入が135億円を突破したことも話題になった。

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