NARUTO:4年ぶり舞台新作 “ジュウオウジャー”中尾暢樹がナルトに ビジュアルも

「ライブ・スペクタクル『NARUTO-ナルト-』~うずまきナルト物語~」のメインビジュアル(C)岸本斉史 スコット/集英社(C)ライブ・スペクタクル「NARUTO-ナルト-」製作委員会 2021
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「ライブ・スペクタクル『NARUTO-ナルト-』~うずまきナルト物語~」のメインビジュアル(C)岸本斉史 スコット/集英社(C)ライブ・スペクタクル「NARUTO-ナルト-」製作委員会 2021

 岸本斉史さんの人気マンガ「NARUTO-ナルト-」の舞台版の新作「ライブ・スペクタクル『NARUTO-ナルト-』~うずまきナルト物語~」が12月から東京、大阪で上演されることが8月19日、分かった。舞台版の新作は2017年の上演以来、約4年ぶり。うずまきナルト、うちはサスケ、波風ミナトが描かれたメインビジュアルも公開された。

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 新作は「ペイン来襲編」「五影編」を中心としたストーリーで、児玉明子さんが脚本、演出、和田俊輔さんが音楽を担当する。特撮ドラマ「動物戦隊ジュウオウジャー」で風切大和(ジュウオウイーグル)役で知られる中尾暢樹さんが主人公・ナルトを演じる。中尾さんは舞台版「NARUTO」初出演となる。サスケ役の佐藤流司さん、春野サクラ役の伊藤優衣さん、はたけカカシ役の君沢ユウキさんらが続投する。新作のキーパーソンである波風ミナトを北園涼さん、長門を玉城裕規さんが演じる。

 ナルト役の中尾さんは「役が決まってから原作の『NARUTO』を読み返しました。今までの読み方とは変わってナルトの心情や行動原理を理解しようとすると、ナルトの熱い心や仲間への思いが自分の中に入っていくようで、こんなすてきな役を演じられることが幸せだなと噛み締めております。世界中から愛されているこの作品。一人の役者として一ファンとして、愛すべきナルトをまっとうしたいと思います。皆さんの前に立てることを楽しみにしています」と話している。

 佐藤さんは「6年になります。サスケを演じて、それほどの月日が流れました。小学校を卒業できちゃいます。私はうちはサスケを愛してやみません。止めどないこの愛を、どこにぶつけましょう。お客様に、キャストに、木ノ葉に、ナルトにぶつけましょう。心身共にサスケに追いつけるよう、仕上げて参りました。世界中から愛されるこの作品を、改めて一緒に体験しましょう」とコメントを寄せている。

 日本青年館ホール(東京都新宿区)で12月4~13日、メルパルクホール大阪(大阪府大阪市)で12月25日~2022年1月2日に上演される。チケットはS席が9800円、A席が8000円。最速先行申し込みを9月11日正午にスタートする。

 「NARUTO」は、「週刊少年ジャンプ」で1999~2014年に連載されたマンガで、木ノ葉隠れの里の問題児・ナルトが、里一番の忍者・火影になるため奮闘し、成長する姿が描かれた。2015年3月に初めて舞台化され、マンガから飛び出してきたかのようなビジュアルなどが海外でも人気を博した。2016年に日本、中国、マレーシアで再演。2017年に続編「ライブ・スペクタクル『NARUTO-ナルト-』~暁の調べ~」を上演し、歌や生演奏を加えた演出が高い評価を受け、2019年に新たな演出、登場キャラクターを追加して再演された。

 ◇キャスト(敬称略)

 うずまきナルト:中尾暢樹▽うちはサスケ:佐藤流司▽春野サクラ:伊藤優衣▽はたけカカシ:君沢ユウキ▽サイ:定本楓馬▽奈良シカマル:泰江和明▽日向ヒナタ:星波▽シズネ:小嶋紗里▽綱手:大湖せしる▽ペイン:輝馬▽小南:小林由佳▽うちはマダラ:伊勢大貴▽ゼツ:河合龍之介▽我愛羅:納谷健▽エー:北村圭吾▽キラービー:小柳心▽鬼灯水月:前田隆太朗▽香燐:七木奏音▽重吾:江本光輝▽波風ミナト:北園涼▽長門:玉城裕規

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