であいもん:テレビアニメが2022年スタート 島崎信長が主人公声優に 結木梢も 京都の和菓子屋が舞台

「であいもん」のビジュアル(C)RIN ASANO/緑松
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「であいもん」のビジュアル(C)RIN ASANO/緑松

 マンガ誌「ヤングエース」(KADOKAWA)で連載中の浅野りんさんのマンガ「であいもん」がテレビアニメ化され、2022年に放送が開始されることが8月30日、分かった。島崎信長さんが実家の和菓子屋・緑松を継ぐことを決める主人公・納野和(いりの・なごむ)、結木梢さんが納野家に居候している緑松の跡継ぎ候補・雪平一果(ゆきひら・いちか)をそれぞれ演じることも発表された。

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 「蒼の彼方のフォーリズム」などの追崎史敏さんが監督を務め、「若おかみは小学生!」などの吉田玲子さんがシリーズ構成、「魔法少女サイト」などの渋谷秀さんがキャラクターデザイン、総作画監督を担当する。「ご注文はうさぎですか? BLOOM(ブルーム)」などのエンカレッジフィルムズが制作する。

 島崎さんは「とっても温かみのある、すてきなお話です。題材である和菓子や舞台である京都のことも、アニメを見ていくうちに自然ともっと知りたくなってしまうような作品にできるよう、精いっぱい取り組んでいきたいと思います。和菓子がつなぐ絆を描いたハートウォーミングストーリーを、どうぞお楽しみに!」とコメントを寄せている。

 結木さんは「こんなにも優しくて温かい作品に携わることができて本当にうれしいです。一果ちゃんの思いを声に乗せて、少しでも皆様に届けることができるよう、全力で頑張ります!」と話している。

 「であいもん」は、父の入院を機に実家の和菓子屋・緑松を継ぐことを決意した主人公・納野和が、緑松の跡継ぎ候補である看板娘・結木梢の親代わりを任される……というストーリー。2016年から「ヤングエース」で連載を開始し、コミックスが第11巻まで発売されている。

◇スタッフ(敬称略)

 監督:追崎史敏▽シリーズ構成:吉田玲子▽キャラクターデザイン、総作画監督:渋谷秀▽アニメーション制作:エンカレッジフィルムズ▽製作:緑松

 ◇キャスト(敬称略)

 納野和:島崎信長▽雪平一果:結木梢

 ◇追崎史敏さんのコメント

 変身もしなければバトルもしない。女の子やイケメンらもそんなにたくさんは出てこない(笑い)。京都の和菓子屋を中心に繰り広げられるなんでもない日常を描くだけなのだが、なんでこんなに作ってて楽しいのか。「京都」という場所の魅力。浅野先生の描くいとおしすぎるキャラクターとドラマ。おいしそうな和菓子。まだまだ理由はたくさんありそうな。そんなことを思いつつ、日々作業しております。放送をお楽しみに。

 ◇吉田玲子さんのコメント

 手のひらにのるような小さな和菓子の中には、季節や経験や創意工夫が詰まっています。そんな和菓子と人とが織りなす、ほろりと甘く、またお茶のように少し苦さもある物語。楽しんでいただければと思います。

 ◇渋谷秀さんのコメント

 昔から大好きな浅野先生の作品に携われること、光栄に感じています。一果ちゃんと和をはじめ緑松や周りの人々との物語を、アニメでも魅力的に描いていけたらと思います。であいもん、ぜひご覧ください!

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