攻殻機動隊 SAC_2045:劇場版「持続可能戦争」が11月12日公開 藤井道人が監督

「攻殻機動隊SAC_2045 持続可能戦争」のビジュアル(C)士郎正宗・Production I.G/講談社・攻殻機動隊2045製作委員会
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「攻殻機動隊SAC_2045 持続可能戦争」のビジュアル(C)士郎正宗・Production I.G/講談社・攻殻機動隊2045製作委員会

 士郎正宗さんのマンガ「攻殻機動隊」が原作のアニメ「攻殻機動隊 SAC_2045」を劇場版として再構成した「攻殻機動隊SAC_2045 持続可能戦争」が、11月12日から2週間限定で公開されることが分かった。「攻殻機動隊 S.A.C.」シリーズの神山健治さんと、「アップルシード」の荒牧伸志さんが監督を務めたアニメで、劇場版は、映画「新聞記者」「ヤクザと家族The Family」などの藤井道人さんが監督を務め、全12話に新たなシーンを加え、再構築する。

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 藤井監督は「オファーをいただいたとき、何かの間違いじゃないかと驚きましたが、ご縁あってこの歴史あるタイトルの劇場版監督を引き受けることになりました。神山監督と荒牧監督が丹念に作り上げた世界を、恐れ多くも2時間の映画に再構築させていただきました。攻殻機動隊シリーズを見たことがない人でも楽しめる、濃密で見応えのある映画ができました。ぜひ劇場でご覧ください」と話している。

 バンド「King Gnu」の常田大希さんの音楽プロジェクト「millennium parade」がシーズン1に続き主題歌を担当することも発表された。キャラクターデザインのイリヤ・クブシノブさんが描き下ろしたメインビジュアルも公開された。

 「攻殻機動隊」は、近未来の電脳化社会を舞台に、架空の公安組織の活躍を描いたマンガで、1989年から展開されている人気シリーズ。押井守監督が手がけた劇場版アニメ「GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊」「イノセンス」のほか、「攻殻機動隊S.A.C.」シリーズ、「攻殻機動隊 ARISE」シリーズなどが制作されてきた。スカーレット・ヨハンソンさん主演で実写化した2017年公開のハリウッド映画版も話題になった。

 「攻殻機動隊 SAC_2045」は、プロダクションI.GとSOLA DIGITAL ARTSが制作。全12話のシーズン1が4月からNetflixで配信されている。シーズン2の制作も発表されている。

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