やくならマグカップも:石川界人が陶芸 マグカップに“娘”姫乃描く 第2期でも「成長を温かく見守る」

「やくならマグカップも 二番窯」に出演する石川界人さん
1 / 3
「やくならマグカップも 二番窯」に出演する石川界人さん

 岐阜県多治見市が舞台で、伝統工芸品・美濃焼がテーマのフリーコミックが原作のテレビアニメ「やくならマグカップも」の第2期「やくならマグカップも 二番窯」に出演する声優の石川界人さんが、陶芸教室ゆう工房・東京銀座教室(東京都中央区)で陶芸を体験した。陶芸にのめり込む主人公の女子高生・豊川姫乃の父・刻四郎を演じる石川さんはマグカップ作りに挑戦。マグカップに“娘”の姫乃の顔を描き、「牛乳を朝食のお供にしているので、毎朝使いたいです」と語った。

ウナギノボリ

 石川さんは、過去にも陶芸の経験があるといい「思い出して懐かしい感覚になりました」と話し、先生に教えてもらいながら、手際よくマグカップを作った。水を使って成形する水挽(び)きでは、中腰の体勢を維持しながら作業するため、何度か体勢を変えるなど少し苦戦したようだった。マグカップに絵を描くことになり、石川さんは姫乃を描いた。

 石川さんは陶芸体験を終え「どんな人でも楽しく、自分が思い描いた物を作れるように、先生が考えてくださっていると感じました。僕も楽しみながら体験することができました」と語った。

 第2期に向けて「第2期でも姫乃の成長を温かく見守っています。姫乃が、伝説の陶芸家だった亡き母・姫菜に何を想(おも)い、どう向き合っていくのか?仲間たちとどう成長していくのかを見ていただきたいです」」とメッセージを送った。

 「やくならマグカップも」は、2010年に多治見市の有志や企業が集まり、プロジェクトが始動。2012年から地元IT企業のプラネットがフリーコミックを発行している。母の故郷・多治見市に引っ越してきた豊川姫乃が、母が伝説の陶芸家であったことを知り、陶芸の世界に引き込まれていく姿を描いている。

 テレビアニメは前半15分がアニメ、後半15分が実写パートの2部構成。実写パートに声優の田中美海さん、芹澤優さん、若井友希さん、本泉莉奈さんが出演し、多治見のさまざまなスポットを訪れ、魅力を紹介する。テレビアニメ第1期が4~6月に放送された。第2期「やくならマグカップも 二番窯」が、10月1日からCBCテレビ、MBS、TOKYO MX、BS11、AT-Xで順次、放送される。

写真を見る全 3 枚

アニメ 最新記事