アイドルグループ「モーニング娘。’21」の70枚目のシングル「Teenage Solution/よしよししてほしいの/ビートの惑星」が、12月8日に発売される。メンバーの佐藤優樹さんが、12月13日に日本武道館(東京都千代田区)で開催されるコンサートをもってグループ及びハロー!プロジェクトを卒業することが発表されており、同シングルが佐藤さんのラスト参加シングルとなる。佐藤さんは「モーニング娘。に加入した当時は歌もダンスも何もできなくてゼロからのスタートでした。加入から10年がたち、その頃とはいろいろ違うけれど、初心に帰った気持ちで挑みました。このシングルを私の卒業だからとかではなく、今のモーニング娘。として楽しんでほしいです」とコメントを寄せている。
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70枚目のシングルはトリプルA面で、つんく♂さんが作詞・作曲、平田祥一郎さんが編曲を手がけた「Teenage Solution」、つんく♂さんが作詞・作曲、大久保薫さんが編曲を手がけた「よしよししてほしいの」、児玉雨子さんが作詞、エリック・リボムさんとmiwaflower(ミワフラワー)さんが作曲、リボムさんが編曲を手がけた「ビートの惑星」を収録する。
「Teenage Solution」は、10月30日深夜0時に放送されるラジオ番組「モーニング娘。’21のモーニング女学院~放課後ミーティング~」で音源が初公開される。ミュージックビデオが10月31日午前10時にYouTubeで公開される。
リーダーの譜久村聖さんは「『Teenage Solution』は、タイトル通りティーンのメンバーが目立っている部分がたくさんあって、MV(ミュージックビデオ)も15期メンバーがフィーチャーされています。優樹ちゃんが卒業するというタイミングもあり、自分が10代だった頃、一緒に褒められたり怒られたりを共にしたメンバーのことをいろいろ思い出して……そんな想(おも)いが詰まった曲になりました。他の2曲も今のモーニング娘。の魅力全開の作品になっていますし、前作から約1年ぶりのシングルなので、メンバーの成長も感じてもらえると思います! 楽しみにしていてください!」と話している。
メンバーの加賀楓さんは「『よしよししてほしいの』は、サビのメロディーが特徴的で、すぐ覚えてすぐ歌えるフレーズになっています。“よしよししてほしいな”って思った時には、ぜひ聞いてほしい楽曲です。『ビートの惑星』は、イントロからわかるノリノリ感。自然と明るい気持ちになれる楽曲で、きっと今の世の中に必要なそれに値する曲だと思っています!」とコメント。
「つんく♂さんが『世界をリズムに乗せて、ハロー!プロジェクトを通して世界中を幸せにしていきたい』と仰っていたことをすごく覚えていて、改めてこの言葉を自分の心に刻みながらパフォーマンスしていきたいと思いました。この1年間、モーニング娘。全員で活動ということがなかなかできない状況でしたが、メンバーが個々に抱えた課題や悩みをおのおの克服してきたので、その14人分のパワーを皆さんに届けたいです」と語っている。
メンバーの北川莉央さんは「佐藤さんが卒業してしまう寂しい気持ちもありますが、自分が15期メンバーとして加入した時から変わらないメンバーで作品を発売できることがとてもうれしいです! ニューシングルでは、14人の集大成をお見せすると同時に新たなモーニング娘。を感じてもらえると思いますので、皆さん楽しみにしていてください。応援、よろしくお願いいたします!」とメッセージを送った。
シングルは、初回生産限定盤A~C、SP1、SP2、通常版A~Cの8形態で発売。初回生産限定盤SP1には、「女子かしまし物語 (モーニング娘。’21 Ver.)」が収録される。価格は、初回生産限定盤A~C、SP1が2200円、SP2が1650円、通常盤A~Cが1300円。