極主夫道：玉木宏主演の人気ドラマ映画化　川口春奈＆志尊淳ら続投　撮影初日で「皆さん声を潰してます」

　俳優の玉木宏さん主演で、2020年10月期に放送された連続ドラマ「極主夫道」（読売テレビ・日本テレビ系）が映画化されることが11月3日、分かった。「映画 極主夫道」と題して2022年初夏に公開。主演の玉木さんをはじめ、川口春奈さん、志尊淳さんらレギュラー陣が続投するほか、ドラマに続き瑠東東一郎監督がメガホンを取る。

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　「極主夫道」は、新潮社のマンガサイト「くらげバンチ」で連載中のおおのこうすけさんの同名マンガが原作。「不死身の龍」と言われた元極道の専業主夫・龍が、家族やさまざまな事件が起こる町の平和を守る姿を描くヒューマンコメディーで、今年アニメ化された。映画は、原作をもとにオリジナルの展開も織り交ぜた物語で、今回だけのゲスト出演者も登場するという。

　主人公の龍を玉木さん、龍の妻・美久を川口さん、龍の元舎弟・雅を志尊さんが演じるほか、龍がかつて所属していた極道事務所「天雀会」会長・江口菊次郎を竹中直人さん、菊次郎の妻・雲雀を稲森いずみさん、龍と美久の子供・向日葵を白鳥玉季さんが続投する。

　また、龍の宿命のライバル・虎二郎を滝藤賢一さん、町内の警官コンビ・酒井を古川雄大さん、佐渡島を安井順平さん、喫茶店の店員・ゆかりを玉城ティナさん。婦人会の田中をMEGUMIさん、太田を田中道子さんが演じる。

　キャスト、原作者、スタッフのコメントは以下の通り。

　◇玉木宏さん

　まさか映画になるとは……連続ドラマ放送から約1年がたちますが、「映画 極主夫道」の撮影が始まった時、前回の撮影から1週間くらい休んで撮影が再開したのかなと思うくらい、すんなりと収まりました。撮影時に聞こえてくる瑠東監督やスタッフの笑い声、何とも安心します。笑うことができる時間は幸せです。「見て呉れは悪いが味が良い」そんな後味の良さを目指して、精いっぱい頑張ります！

　◇川口春奈さん

　また皆さんと再会できること、一緒に映画を作れることが純粋にうれしかったです。ドラマをやっているときに、楽しすぎて終わるのがさみしかったですし、また何かの形でと思っていたので、本当にうれしいです。まだ撮影が続いておりますが、ドラマで培われたチームワークで楽しく、一生懸命、馬鹿やりたいと思います。映画を見て、とにかく笑ってもらえればうれしいです。

　◇志尊淳さん

　映画化と聞いてまた雅が巻き込まれる姿が見られる、やられる雅が見られると思った皆さん。ごめんなさい。映画の雅はかなり成長しています。全てを解決に導きます。ビンタは交わして、懐に入ってワンツーです。ご期待に添えなくてすみません。シュミレーションはバッチリです。よろしくお願いします。

　◇原作者・おおのこうすけさん

　映画化の話を聞いた時はとてもうれしかったです、ありがとうございます。映画館の大きいスクリーンで見られるのは、ドラマとは違った驚きと期待があります。映画ならではの新展開、新キャラクターもいて、初めての方でも、原作やドラマを見ていた方でも楽しめるものになっていると思います。ぜひ劇場に足を運んで楽しんでもらえるとうれしいです。

　◇瑠東東一郎監督

　撮影初日、玉木さんの「どばあああああー！！！」の叫び声を聞きました。僕もスタッフも大爆笑して、あっと言う間に極主夫道の世界に帰って来られました。あれ、先週も撮影してましたよね？　ぐらいの空気で。この作品でスクリーンを埋められるなんて、最高に幸せですし、最強に恐縮です。俳優部の熱量たるやすさまじく、皆さん初日で必ず声を潰してます。ぜひぜひご期待ください！