名探偵コナン:テレビアニメ「警察学校編」第1弾が12月4日放送 “降谷零”古谷徹「初々しく未熟な香りを漂わせたい」

「名探偵コナン 警察学校編 Wild Police Story」のポスタービジュアル(C)青山剛昌・新井隆広/小学館・読売テレビ・TMS2021
1 / 6
「名探偵コナン 警察学校編 Wild Police Story」のポスタービジュアル(C)青山剛昌・新井隆広/小学館・読売テレビ・TMS2021

 青山剛昌さんの人気マンガ「名探偵コナン」のスピンオフが原作のテレビアニメ「名探偵コナン 警察学校編 Wild Police Story」の第1弾「CASE.松田陣平」が、12月4日午後6時に読売テレビ・日本テレビ系で放送されることが分かった。以降、同枠で不定期で放送される。降谷零(安室透)、諸伏景光、伊達航、松田陣平、萩原研二の警視庁警察学校鬼塚教場同期(警察学校組)の5人が描かれたポスタービジュアルも公開された。

ウナギノボリ

 降谷零(安室透)役の古谷徹さんは「まだ警察官の卵でしかない22歳の降谷零なので、優等生とはいえ、初々しく未熟な香りを漂わせたいと思っています。何でもできてしまう現在の降谷零のレシピが描かれていますのでお楽しみに♪」と話し、「志し高き若者たち5人が、人生で最も多感な時期に体験したスリリングなエピソードの数々を、彼らと共に味わってくださるとうれしいです」とコメントを寄せている。

 松田陣平役の神奈延年さんは、アニメ化が決定した時のことを「また松田に会えるのか?!といううれしさの半面、随分時間が立ってしまっていることもあり、あの頃の松田を……いや、さらに若き日々の松田を演じることが果たしてできるだろうか……と少々不安に感じました。それでもさらに深く彼らとの絆に触れてゆくことができるなら、その気持ちを越えて臨みたいと思いました」とコメント。

 「一人ではないつながり、キャラクターだけではなく、キャストの皆さんと自分との歴史にリンクするところも、切り口を変えればたくさんあるので、せりふを交わすより、言葉と感情を交わすように関わりを大事に演じていきたいです。また、コミックスのイメージを崩さないように、心して臨みたいと思います」と意気込みを語っている。

 伊達航役の東地宏樹さんは、「本当なら藤原啓治さんがやられるはずの伊達航役。とても光栄なことと思い、自分なりにできることを精いっぱいやりたいです」と話し、「警察学校編のそれぞれのキャラクターが、皆とても魅力的であること。そしてなかなか集まれない古谷大先輩を筆頭に同年代の声優さんとの収録。そして何より物語の面白さ。とにかく必見です! お楽しみに!」とメッセージを送った。

 萩原研二役の三木眞一郎さんは、アニメ化が決定し「とてもうれしかったです。スペシャルのアバンでしか彼とは一緒にいられませんでしたから」と感じたといい、見どころを「なにしろみんな学校にいる。それだけで、こちらも楽しみなんですから、皆さんにも楽しみにしていただきたいです」と語った。ファンに向けて「今までに登場してきた警察学校のメンバーの、血気盛んな時代の物語です。みんなそろって青臭くも、自分の目標に向かって熱く突き進んでいた空気感を、多くの人に見ていただきたいです! ご期待ください!」とメッセージを送った。

 諸伏景光役の緑川光さんは「以前、コミックスのコメントにも書いたかと思いますが、このお話をアニメ化してほしいなぁと、ずっと思い続けていた一人なので、ついに実現してうれしい限りです♪ 同じ気持ちで応援してくださったファンの皆様、心より感謝いたします。深く考えると切ない気持ちにもなりますが、余計なことはあまり考えず、みんなのわちゃわちゃを純粋に楽しんでいただけたらなぁと。どうぞ、楽しみにお待ちくださいませ」とコメントを寄せている。

 「警察学校編」は、青山さんが原作、「名探偵コナン ゼロの日常(ティータイム)」の新井隆広さんが作画を担当。降谷零(安室透)、諸伏景光、伊達航、松田陣平、萩原研二の若かりし日々を描いている。「週刊少年サンデー」(小学館)で2019~20年に連載された。

 「名探偵コナン」は、江戸川コナンが次々と起こる難事件を解決する姿を描いたマンガで、1994年に同誌で連載をスタート。テレビアニメが1996年から放送されている。コミックスの全世界累計発行部数は2億5000万部以上。スピンオフ「名探偵コナン ゼロの日常(ティータイム)」「名探偵コナン 犯人の犯沢さん」がアニメ化されることも話題になっている。

写真を見る全 6 枚

アニメ 最新記事