牧野由依:「ARIA」最終章で再び名曲「ウンディーネ」 「曲と一緒に歩んできた」

「ARIA The BENEDIZIONE」の完成披露上映会に登場した牧野由依さん
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「ARIA The BENEDIZIONE」の完成披露上映会に登場した牧野由依さん

 天野こずえさんのマンガが原作のアニメ「ARIA」の新作「ARIA The BENEDIZIONE」の完成披露上映会が11月18日、ユナイテッド・シネマ豊洲(東京都江東区)で開催され、オープニングテーマ「エスペーロ」、エンディングテーマ(ED)「ウンディーネ ~2021 edizione~」を担当した歌手の牧野由依さんが登場した。EDは2005年にスタートしたテレビアニメ第1期「ARIA The ANIMATION」で牧野さんが歌った「ウンディーネ」の新録バージョン。再び「ウンディーネ」が新作で流れることに牧野さんは「まず一言、光栄だなと思いました」と話した。

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 牧野さんは「『ウンディーネ』という曲はアーティストデビューしてからセカンドシングルとしてリリースさせていたきました。もう16年前になるのもびっくりです。曲と共に歩んできた時間があって、当時大事にしていたものもなくさず、曲と一緒に歩んできた深みを皆さんに聴いていただけたらいいなと思いながら歌わせていただきました」と語った。

 上映会には、晃・E・フェラーリ役の皆川純子さん、あずさ・B・マクラーレン役の中原麻衣さん、水無灯里役の葉月絵理乃さん、アリア社長役の西村ちなみさん、名取孝浩監督も登場した。

 「ARIA」はマンガ誌「月刊コミックブレイド」(マッグガーデン、現在は休刊)で2002~08年に連載されたマンガが原作。水の都・ベネチアがモチーフの街を舞台に、ARIAカンパニーで一人前の水先案内人を目指す主人公・水無灯里の修業の日々、友人や先輩との交流などを描いている。

 テレビアニメ第1期が2005年、第2期が2006年、第3期が2008年に放送されたほか、OVA(オリジナル・ビデオ・アニメ)も制作された。

 新作アニメ「ARIA The BENEDIZIONE」は、2015年に劇場公開された「ARIA The AVVENIRE」、今年3月公開の「ARIA The CREPUSCOLO」に続く“蒼のカーテンコール最終章”で、姫屋を中心とした物語が描かれる。「ARIA」シリーズを手がけてきた佐藤順一さんが総監督を務める。

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