石塚真一:「BLUE GIANT」作者 独学のマンガ家の自由な発想と情熱 「kotoba」で語る

石塚真一さんのインタビューが掲載される「集英社クオータリー kotoba」46号
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石塚真一さんのインタビューが掲載される「集英社クオータリー kotoba」46号

 12月6日発売の季刊誌「集英社クオータリー kotoba」(集英社)46号で、「岳」「BLUE GIANT(ブルージャイアント)」などで知られるマンガ家の石塚真一さんのインタビューが掲載される。「BLUE GIANT」は、主人公・宮本大が独学でサックス演奏を習得し、世界一のジャズプレーヤーを目指す姿を描くジャズマンガで、石塚さん自身もマンガの描き方を独学で身につけたという。インタビューは「独学の漫画家、独学のサックスプレーヤーを描く」と題して、石塚さんがセオリーに縛られない自由な発想や作品へ注ぐ情熱について語る。

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 同号では、「独学の愉(たの)しみ」と題して、さまざまな独学スタイルや、学びの魅力、意味を探る特集が組まれる。石塚さんは、インタビューでマンガ家を志したきっかけや、「ネーム」の意味も知らないまま描いていたという新人時代、「BLUE GIANT」の制作秘話について語る。

 「BLUE GIANT」は、ジャズの魅力にとりつかれた宮本大が、世界一のジャズプレーヤーを目指す姿を描いている。2013年に「ビッグコミック」(小学館)で連載がスタートした。2016~20年にヨーロッパ編「BLUE GIANT SUPREME」が連載され、2020年から新シリーズのアメリカ編「BLUE GIANT EXPLORER」が連載中。2017年に「第62回『小学館漫画賞』」(一般向け部門)、「第20回文化庁メディア芸術祭」マンガ部門大賞を受賞した。劇場版アニメが2022年に公開されることも話題になっている。

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