人気グループ「Sexy Zone」の松島聡さんが12月17日、東京ステーションギャラリー(千代田区)で18日から開催される展覧会「ハリー・ポッターと魔法の歴史」のオープニングイベントに登場した。人気ファンタジー映画「ハリー・ポッター」シリーズの魔法をテーマにした展覧会で、一番使いたい魔法を聞かれた松島さんは守護霊を呼ぶ魔法だと回答。持参した魔法のつえを振りかざしながら、「エクスペクトパトローナム」と呪文を唱えた。
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松島さんは「ハリー・ポッターの母親リリー・ポッターと、リリーを愛し続けたスネイプ先生の守護霊がどちらも雌ジカだったというエピソードを知って、エモいなと思って好きになりました」と、お気に入りの理由を告白。「心が純粋な人じゃないとこの魔法は使えないらしいので、僕も純粋だったら使えるのかな、なんて期待しています(笑い)」と話していた。
「ハリー・ポッター」との出会いは、小学校低学年だったといい、当時は「自分も魔法が使えるんじゃないか、僕の地元に走っているSLでホグワーツに行けるんじゃないかという感覚だった」とコメント。「リアルとフェイクが分からなくなるくらい、現実世界ともリンクしている部分があるので、そこも面白さかなと思っています」と魅力を明かした。
展覧会は、「ハリー・ポッター」シリーズの魔法をテーマに、英国の大英図書館が企画。本作に登場する魔法世界の成り立ちの背景にある魔術、呪文などに関する書物や資料から、魔法の歴史をひもとく。2017~2019年に英ロンドン、米ニューヨーク、日本の兵庫県立美術館(神戸市中央区)で開催された。
展示は「魔法薬学」「錬金術」「天文学」と、主人公ハリー・ポッターが学んだホグワーツ魔法魔術学校の科目に沿って10章で構成され、原作者のJ.K.ローリングさん直筆の原稿やスケッチなどが公開される。大英図書館の所蔵品や日本限定の出品物もあるという。
開催期間は2021年12月18日~2022年3月27日、時間は各日午前10時~午後6時で、金、土曜は午後8時まで。最終入場は閉館の30分前。休館日は毎週月曜、2021年12月29日~2022年1月1日、11日。1月10日、3月21日は開館する。チケットは一般2500円、高校・大学生1500円、小・中学生500円。