ブルーサーマル:劇場版アニメが2022年3月4日公開 追加キャストに小松未可子、小野大輔

「ブルーサーマル」の出演者(C)2022「ブルーサーマル」製作委員会
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「ブルーサーマル」の出演者(C)2022「ブルーサーマル」製作委員会

 大学の体育会航空部が舞台の小沢かなさんの青春マンガが原作の劇場版アニメ「ブルーサーマル」(橘正紀監督)が2022年3月4日に公開されることが分かった。追加キャストも発表され、小松未可子さんが主人公・都留たまきの姉・矢野ちづる、小野大輔さんがミステリアスな青凪大学体育会航空部OBの朝比奈燿を演じることも分かった。

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 体育会航空部の仲間として、室井ゆかり役の白石晴香さん、牧綾子役の大地葉さん、成原映太役の村瀬歩さん、南葉良平役の古川慎さん、望田薫役の高橋李依さん、相原春風役の八代拓さんが出演する。河西健吾さんがちづるの後輩でたまきのライバルとなる羽鳥楓、寺田農さんがたまきたちの所属する青凪大学航空部監督をそれぞれ演じる。

 小松さんは「原作を読んだときの、青い青い空へ向かう高揚感。その高揚感と恋愛の模様が、爽やかに交差していく感覚が忘れられません。私の演じるちづるは、チームを引っ張っていく立場もあり、クールで責任感の強いキャラクターですが、実は非常に繊細な心の持ち主。たまきに対してはあたりがやや強いのですが、もちろんそれには理由が。グライダーという空のスポーツをテーマにした作品なので、もちろん空の描写がとても楽しみなのですが、キャラクターたちもとてもエネルギーを持っていて魅力的な作品になっていると思います。たまきが、みなさんの心をグイグイと大空へ導いてくれます。爽快感と、甘酸っぱさと、壮大な青空! 楽しみにしていてください!」とコメント。

 小野さんは「何かに一生懸命に打ち込んだ記憶は誰にもあるもの。そしていつしか忘れてしまうもの。そんな大切な記憶に呼びかけてくれるような、すがすがしくも熱い物語です。僕が演じる朝比奈は “夢を諦めない人”。演じていると彼とまったく同じ気持ちになれた瞬間が随所にあって、胸がじんと熱くなりました。見た方々に風を感じてもらえたら、そしてその風を受けて空高く上昇してもらえたら、演者としてこれ以上の幸せはありません」と話している。

 「月刊コミック@バンチ」(新潮社)で2015年4月~2017年11月に連載されたマンガ「ブルーサーマル-青凪大学体育会航空部-」が原作。エンジンを搭載せず上昇気流(サーマル)を捉えることで飛ぶ航空機・グライダーで飛行スピードを競う部活・体育会航空部を舞台に主人公・都留たまきと仲間たちの青春が描かれた。アニメは、堀田真由さんが、主人公・たまきを演じ、島崎信長さん、榎木淳弥さんが声優として出演する。

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