ULTRAMAN：坂本真綾がTAROの恋人イズミに　PVにペダント星人、黄金の城塞　アニメシーズン2がNetflixで4月14日配信

　特撮ドラマ「ウルトラマン」シリーズのマンガが原作のアニメ「ULTRAMAN」のシーズン2が、4月14日からNetflixで配信されることが分かった。声優として坂本真綾さんが出演し、東光太郎（TARO）の恋人・イズミを演じることも発表された。メインPVがYouTubeで公開され、ペダント星人や巨大兵器・黄金の城塞が登場し、ウルトラ6戦士が集結する様子も描かれた。

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　坂本さんは「イズミは気が強くて正義感も強い、はつらつとした女性です。どんなふうに物語に関わってくるのかお楽しみに。シーズン2を心待ちにしている方がたくさんいらっしゃると思うので、期待に応えるべくスタッフ・キャスト一同力を合わせて作っていきます。よろしくお願いします」とメッセージを送った。

　マンガ「ULTRAMAN」の原作の清水栄一さん、作画の下口智裕さんは「シーズン2に向けたコメントをとのことですが、まず最初にコレだけは言わせていただきたい。あんなにスーツを着せることを嫌がってたのに、実際に動いているタロウを見た時『あぁ、スーツ着せて本当によかったぁ～』と心底思いました。スーツを着せろと言った関係者の皆さん、かたくなに着せないと言い続けてゴメンなさい。今となっては着せる以外の選択肢は無いとまで思っております」とコメント。

　「そんなシーズン2。物語の縦軸はマンガにもあるエピソードなのですが、そこにアニメオリジナルの要素が加わり、実に面白く、実に魅力的な作品になっていると感じました。なので原作読者の方も、そうで無い方も楽しめるシーズンかと思います。僕らも4月の配信開始を楽しみにしております！！」と話している。

　クリエーターユニット「NOILION（ノイリオン）」が、シーズン2のオープニングテーマ「3」を担当することも発表された。メインPVで「3」がお披露目された。

　NOILIONは「ストーリーの中で描かれるULTRAMANの葛藤、苦難、孤独と向き合い闘う姿は作品の中だけにとどまらず、私たちが生きる上で直面する幾多のテーマと重なる部分を感じておりました。生きていく上で必ず挑まなければならない闘いがあり、それでも私たちは胸の中に答えを見つけ、そして信じ、前へ進んでいかなければなりません。逆境にあらがいながらも、更なる高みを目指す決意とその勇姿を音に込めて楽曲『3』を制作しました。現代を生きる人々へ、ULTRAMAN シーズン2が希望を与える作品になることに、少しでもお力添えできたらうれしいです」とコメントを寄せている。

　シーズン2を世界最速上映するワールドプレミア、シーズン1のオーケストラコンサートが、4月10日に森のホール21（松戸市文化会館、千葉県松戸市）で開催されることも分かった。木村良平さん、江口拓也さん、潘めぐみさん、諸星すみれさん、前野智昭さんら声優陣が出演する。

　「ULTRAMAN」は、「鉄のラインバレル」などの清水さん原作、下口さん作画のマンガ。かつてウルトラマンだった父・早田進の体に残っていたウルトラマン因子の影響で、生まれながらに特殊な能力を持つ早田進次郎が戦う姿を描いている。

　アニメは「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX」シリーズの神山健治さん、「アップルシード」の荒牧伸志さんが監督を務め、プロダクションI.GとSOLA DIGITAL ARTSが制作。シーズン1は、2019年4月からNetflixで配信され、2020年4月にはテレビ放送された。