安彦良和/機動戦士ガンダム THE ORIGIN展:富野由悠季監督への思い、裏話 「ククルス・ドアンの島」未発表イラストも

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 安彦良和さんのマンガ「機動戦士ガンダム THE ORIGIN」の原画展「ところざわサクラタウン開業1周年記念 安彦良和/機動戦士ガンダム THE ORIGIN展」が、EJアニメミュージアム(埼玉県所沢市)で開催されている。展示される原画は500点以上にもおよび、筆を使って描いているという安彦さんの繊細な筆づかいが感じられる。原画に添えられたコメントも見どころの一つで、キャラクターや名場面の裏話、富野由悠季監督への思いなどがつづられている。

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 「機動戦士ガンダム THE ORIGIN」は「ガンダムエース」(KADOKAWA)で2001~11年に連載された。総ページ数は5000ページ以上で、原画展では、ララァとアムロの出会い、シャアとアムロの激闘、ラストシューティングなどの名場面の原画が一堂に会する。「始動編/激闘編」から始まり「ガルマ編/ランバ・ラル編」「ララァ編/ソロモン編」「ひかる宇宙編/めぐりあい宇宙編」などセクションに分けて原画を展示。カラー原画も数多く展示され、独特のグラデーションなど美しさに目を奪われる。

 安彦さんの仕事場を再現した展示も楽しめるほか、安彦さんが監督を務める劇場版アニメ「機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島」(2022年初夏公開)の未発表イラストも登場。見どころ満載の原画展となっている。

 前期が2月18日までで、後期が2月19日~3月21日。当日券は2000円。

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