惑星のさみだれ:水上悟志のマンガがテレビアニメ化 連載終了から12年の時を経て 「原作の最後まで」

「惑星のさみだれ」のビジュアル(C)水上悟志・少年画報社/ある時代の指輪の騎士団
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「惑星のさみだれ」のビジュアル(C)水上悟志・少年画報社/ある時代の指輪の騎士団

 「スピリットサークル」などで知られる水上悟志さんのマンガ「惑星のさみだれ」がテレビアニメ化され、今夏に放送されることが分かった。2005~10年に「ヤングキングアワーズ」(少年画報社)で連載されたマンガで、連載終了から約12年の時を経て、テレビアニメ化されることになった。アニメは、中西伸彰さんが監督を務め、水上さん、百瀬祐一郎さんがシリーズ構成を担当する。「原作の最後まで」アニメ化されるという。

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 水上さんは「マンガ家生活20周年のおりに、水上の出世作である『惑星のさみだれ』のアニメ化の発表をさせていただけて大変うれしく思っています。完結から12年もたっているので、ファンの方もさぞや驚かれたことでしょう。水上も構成に関わって原作の最後までやりますので、楽しみにお待ちください。スタッフの皆さんも腕のいい方々が頑張ってくださっているのできっとよい作品になると思います。『さみだれ』を読んだことがある人も読んだことない人もぜひ見てください。読んだことない方はついでに原作も買ってくださるとうれしいです。皆様、よろしくお願いします」とコメントを寄せている。

 「惑星のさみだれ」は、ごく普通の平凡な大学生だった雨宮夕日が、ある日現れたしゃべるトカゲに地球の危機を救う協力を依頼される……というストーリー。拒否する間もなく獣の騎士団の一員となった夕日は、指輪の力で超能力・掌握領域を与えられるが、早くも敵に襲われてしまう。絶体絶命の夕日を救ったのはなんと隣に住む少女・さみだれで、救世主の降臨と思いきや、実はさみだれは地球征服を企む魔王だった。でたらめな強さと魔王的魅力にひかれた夕日はさみだれの下僕となり、彼女が望む別の思惑に加担することになる。

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