小松菜奈:主演作「余命10年」公開で感無量 コロナ禍への思いも絡めて涙

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 女優の小松菜奈さんと俳優の坂口健太郎さんが1月24日、東京都内で行われたダブル主演映画「余命10年」(藤井道人監督、3月4日公開)のジャパンプレミアに登場。昨年俳優の菅田将暉さんと結婚して以来、初の公の場となった小松さんは、「この企画のお話をいただいてから……」とあいさつするも声を詰まらせ、「今ここに立っていることをうれしく思います。この日を迎えられてとても幸せです」と涙を流した。

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 坂口さんは、「撮影している時は、すごく宝物のような時間でした。本当に生ききったな、と。完成したものを見ても、自分でもここまで感情があふれることがあるんだなと驚きました」と胸を張っていた。イベントには山田裕貴さん、奈緒さん、黒木華さん、原日出子さん、松重豊さんも出席した。

 映画は、2017年に発売された小坂流加さんの同名小説(文芸社文庫NEO)が原作のラブストーリー。20歳で不治の病にかかり、もう恋はしないと心に決めた余命10年の茉莉(まつり、小松さん)と、生きることに迷い、自分の居場所を見失った和人(坂口さん)。同窓会で再会した2人は惹(ひ)かれあい、ありふれた毎日が輝き出す。思い出の数だけ失われていく時間。彼らが最後に選んだ道とは……。

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