スーパー戦隊シリーズの46作目「暴太郎(あばたろう)戦隊ドンブラザーズ」(テレビ朝日系)の制作発表会見が2月9日、東映の公式YouTubeチャンネル「東映特撮YouTube Official」ほかで配信され、5人のメインキャストが発表された。俳優の樋口幸平さんがドンモモタロウ(レッド)/桃井タロウ役として出演するほか、俳優の鈴木浩文さんがキジブラザー(ピンク)/雉野つよしを演じる。男性キャストがピンクの戦士を演じるのは、1975年にスタートしたスーパー戦隊シリーズの歴史で初めて。
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本作は、おとぎ話「桃太郎」がモチーフで、作品名に「ジャー」が入らないスーパー戦隊シリーズは「特命戦隊ゴーバスターズ」(2012~13年)以来、約10年ぶり。“レッド”ドンモモタロウが、お供の“ブルー”サルブラザー、“ブラック”イヌブラザー、“ピンク”キジブラザーとともに強大な敵に立ち向かうという内容。鬼をイメージした姿の“イエロー”オニシスターも登場する。前作「機界戦隊ゼンカイジャー」は、人間のヒーロー1人と4人の機械生命体(ロボット)という戦隊シリーズでは異例の構成だったが、本作は人間5人の構成に戻っている。
ドンモモタロウ(レッド)/桃井タロウ役の樋口さんは2000年11月30日生まれの21歳。2020年にデビューし、恋愛リアリティーショー「恋とオオカミには騙(だま)されない」(ABEMA、2021年)などに出演してきた。キジブラザー(ピンク)/雉野つよし役の鈴木さんは1988年11月3日生まれの33歳で、TikTokのドラマ制作チーム「ごっこ倶楽部」のメンバーとして活躍している。
志田こはくさんがオニシスター(イエロー)/鬼頭はるかを演じる。志田さんは2004年5月25日生まれの17歳。1998年11月24日生まれの23歳の別府由来さんがサルブラザー(ブルー)/猿原真一、2000年10月27日生まれの21歳の柊太郎(とうたろう)さんがイヌブラザー(ブラック)/犬塚翼をそれぞれ演じることも発表された。
「鳥人戦隊ジェットマン」(1991~92年)や「仮面ライダーアギト」(2001~02年)、「仮面ライダー555(ファイズ)」(2003~04年)、「仮面ライダーキバ」(2008~09年)など数々の特撮作品を手掛けてきた井上敏樹さんが脚本を担当する。テレビ朝日系で3月6日から毎週日曜午前9時半に放送。