スーパー戦隊シリーズの46作目「暴太郎(あばたろう)戦隊ドンブラザーズ」(テレビ朝日系)の制作発表会見が2月9日、東映の公式YouTubeチャンネル「東映特撮YouTube Official」ほかで配信され、タレントの志田こはくさんが、オニシスター(イエロー)/鬼頭(きとう)はるかを演じることが分かった。17歳の志田さんは、5人組の「暴太郎戦隊ドンブラザーズ」のキャストで最年少となる。
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志田さんは2004年5月25日生まれ、埼玉県出身。スーパー戦隊シリーズ第44作「魔進(マシン)戦隊キラメイジャー」でキラメイグリーン/速見瀬奈を演じた新條由芽さんと同じ芸能事務所「エー・プラス」に所属している。
演じるはるかは、マンガ家志望の17歳の女子高校生。マンガ賞を受賞して栄光をつかみかけるが、戦士になったことでご破算になってしまう……という人物だ。
志田さんは「(出演が)決まった時は、うれしい気持ちと驚きでいっぱいでした」といい、「歴代の(戦隊キャスト)皆さんのバトンを受け取った責任を感じました。その名に恥じないように頑張りたいです」と意気込んだ。
また、「映像のお仕事は初めて」と明かし、「お芝居経験も浅いので、(撮影では)すごい緊張していて……」と初々しく語った。「でも、パイロット監督の田崎(竜太)さんに『僕がオーケーを出した時は100点ってことだから、自信を持っていいんだよ』と言われて。なんてかっこいいんだろうって惚(ほ)れてしまいました、好きです」と会見の場でまさかの“告白”をして沸かせた。
「暴太郎戦隊ドンブラザーズ」は、おとぎ話「桃太郎」がモチーフで、“レッド”ドンモモタロウが、お供の“ブルー”サルブラザー、“ブラック”イヌブラザー、“ピンク”キジブラザーと共に、人間の消去をもくろむ敵「脳人(のうと)」に立ち向かう。鬼をイメージした“イエロー”オニシスターも登場する。
「鳥人戦隊ジェットマン」(1991~92年)や「仮面ライダーアギト」(2001~02年)、「仮面ライダー555」(2003~04年)、「仮面ライダーキバ」(2008~09年)など数々の特撮作品を手掛けてきた井上敏樹さんが脚本を担当する。テレビ朝日系で3月6日から毎週日曜午前9時半に放送。